先日からの噂は、近く正式に決まるのかもしれない。元ミランのクラレンス・セードルフ監督が、ニューカッスルやQPRの指揮官になると言われているのだ。つまり、プレミアリーグに挑むことになる。39歳のセードルフ氏は、『Bbc』で次のように述べた。

「私にはイングランドとの特殊な歴史がある。選手時代に何度かプレミアリーグ移籍に近づいたからね。それは実現しなかった。監督としてプレミアリーグにたどり着き、日ごろからイングランドのサッカーを感じられれば、素晴らしい経験だろうね」

セードルフ監督はガラタサライ行きも噂されていた。オランダ代表でダニー・ブリント監督の後任になる可能性も報じられていた。

「良いプロジェクトがあれば、喜んで考慮する。私の次の仕事について、多くの噂があるけど、重要なクラブとの関係が話に出るのは素晴らしい気分だし、選択肢はないよりあった方が良い」

2014年6月9日に解任されたセードルフ監督だが、ミランとの契約は2016年6月30日まで残っている。

「幸いにも、私は複数の国で、多くの偉大な監督たちと仕事をしてきた。それぞれから少しずつ学んだよ。つまり、オランダ、スペイン、イタリア、ブラジルのサッカーからね。私は自分のチームでそれらをミックスさせたい。オランダらしい良いポゼッションと組織サッカー、スペインの攻撃的なメンタリティー、イタリアの守備組織と結果への意識の高さ、ブラジルの自由に才能を発揮するところなどだ。ミランで何試合かそれらすべてがあるゲームもあった。今は、攻撃的だが守備システムも優れ、より一貫した土台に基づいたチームをつくりたいと思っている」