ユヴェントスは25日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節で、マンチェスター・シティとホームで対戦する。シーズン最初の目標である決勝トーナメント進出までは、あと一歩だ。だが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はそれだけでは足りないと話している。

「CLで我々はまだ何も成し遂げていない。まだすべてオープンなんだ。明日は難しい試合になるだろう。それからセビージャとの直接対決もある。ここまでは重要な歩みだったが、まだ2つの直接対決が残っている」

つまり、気を緩めてはいけないということだ。すでにグループステージ突破を決めているマンCは、グループ首位の座を狙っている。ユーヴェは勝てば、あるいはセビージャが勝たなければ、ベスト16進出が決定だ。

アッレグリ監督はメンバーについて、次のように述べている。

「(パトリス・)エヴラは回復したし、招集する。彼とアレックス・サンドロのどちらを起用するかは、明日決めるよ。あとは、(マリオ・)マンジュキッチと(パウロ・)ディバラのどちらにするかだ。私には4人のストライカーがおり、スタメンは2人なんだよ。それから、(フアン・)クアドラードと(シュテファン・)リヒトシュタイナーのどちらにし、3バックにするか4バックにするかだ。まだ決めていない」

「グループ首位の座が懸かる重要な試合だ。我々はグループステージ突破を決めるために勝たなければいけない。そうなれば、首位かどうかは別にして、重要な結果となる。フィジカルの調子はよい。リーグ戦3連勝が成長の助けとなっている」

「ディバラを起用しなかったときのメディアの騒ぎは気にしない。私は22歳の青年に対する称賛・賛辞を心配している。彼は良いプレーをしているよ。だが、ユーヴェのすべての責任を負わせてはいけない。マンジュキッチ? シーズンが終わるときには彼がゴールを量産していると確信しているよ。ここまでもすでに重要な2ゴールを決めている」

「(ポール・)ポグバとヤヤ・トゥーレの違い? 少なくとも10歳の差がある。2人とも素晴らしい選手だ。ポールには大きな成長の余地と時間がある。試合中に素晴らしいことをやっても、それに浸っていてはいけない。我々は試合のマネジメントを改善する必要があるんだ。相手のカウンターに対して危険にさらされるようにしてはいけない。必要に応じてペースを上げたり下げたりできるようにならなければいけないんだ」

「リヴァプールはマンCを下した。プレッシャーをかけ、マンCの攻撃の糸口をすべて奪って、スBらしい試合をしたね。試合はそれぞれ異なるものだ。我々は彼らの弱点を突かなければいけない」

一方、クラウディオ・マルキージオは次のように述べている。

「去年の僕らはファイナルまで進んだ。今年はマンCとセビージャを下して良いスタートを切った。マンCは最高級の選手たちがそろうチームだけど、最近のCLでの彼らの歩みは、そういう選手たちでも欧州では必ずしも勝利とイコールになるわけじゃないということを示している。僕らは最後まで首位の座を争いたいと思っているよ。マンCはリーグで手痛い黒星を喫したところだ。すごいモチベーションで試合に臨んでくるだろう」