足に障害を抱えた人やケガをした人でもひとりでいろんな場所に移動できるのが「車いす」の便利な点ですが、通常のものならば車輪のグリップを手で回す必要があり、モーター内蔵のものならばレバーを手で動かす必要があるので、移動中は両手が自由になることはなかなかありません。そんな車いすに最先端の電子光学技術とバッテリーテクノロジーを組み合わせたのが「ogo」で、体重移動だけで非常にスムーズに移動&旋回可能でまさに自由自在に動き回ることができる驚異の車いすになっています。

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これが「ogo」。見た目はスポーティーな車いすといった感じで、通常の車いすよりもかなり分厚いホイールが特徴的。



後ろから見るとこんな感じ。一対の大きなホイールの他、前後に補助輪が4つ付いています。



モーター内蔵なので車輪を手で回す必要はありません。



「ogo」が実際に動いている様子は以下のムービーから見ることができます。

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登場したのは「ogo」に乗ったKevin Halsallさん。



Kevinさんにはマーカスという下半身不随の友人がいるそうで、彼のために「ogo」の開発をスタートしたとのこと。



これがマーカスさん。「ogo」には一対の大きめのホイールがあり、その前後に補助輪が4つ付いています。これは「ogo」に乗る際や高速で移動する必要がない際にバランスを取るために使用されるもの。



「ogo」は電動モーターやバッテリー内蔵ですが、成人男性がひとりで持ち上げられるくらいの重さのようです。



「ogo」の開発はKevinさんの奥さんやその他複数人の協力の下、4年かけて行われました。



その特徴はなんと言っても、ハンズフリーで自由自在に移動や旋回が可能な点。



実際の動作は非常にスムーズで、小回りが効いて発進・停車もとても滑らか。身体を倒すだけで動かすことが可能なので、操作は非常に直感的なのですが、使用時は終始体幹を使うことになるとのこと。





大きなホイールはあらゆる地形に対応するためのもので、オフロードでの走行も可能。



「ogo」に乗ったマーカスさんがバスケットボールをドリブルしながら……



両手でシュート。



さらに、時速20kmでの走行も可能となっており、身体を前傾姿勢にしてどんどん加速していく「ogo」の姿も見られます。



停止したい場合は体重を後ろにかければOK。高速で移動したい場合は補助輪を外すわけですが、それでも倒れないようにバランスが保たれるようになっています。



なお、Kevinさんは「セグウェイを分解して搭載されているジャイロセンサーを使って試作機を作り上げた」と語っています。