自身の調子に不安は無いと語るアン 昨季女王にエンジンがかかってきた!(撮影:ALBA)

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<スタンレーレディスゴルフトーナメント 事前情報◇6日◇東名カントリークラブ(6,583ヤード・パー72)>
 昨年大会は4打差を引っくり返し、逆転優勝果たしシーズン4勝目を果たしたアン・ソンジュ(韓国)。2010年も含め2勝と好相性の大会だが「昨年みたいにはならない」とコースの変化を警戒した。

 「フェアウェイが狭くなり、グリーンも変わっています。フェアウェイはちょうどキャリーで落ちる位置が狭くなっているし、3番と11番のグリーンが大きくなって傾斜もすごい」と印象を語ったアン。
 特にグリーンへの印象は大きく、「アスフェルトの音がするんです。“カーンッ”って!ピッチングウェッジのいい当たりでも5ヤードほど突っ込んでしまう。バウンドが大きいので結構大変」と驚いたという。
 だが「長いクラブは全然止まらない。エッジから10ヤードくらいにカップが切られていたら、手前からアプローチしたほうがいいかもしれない」とラウンドで対策をしっかりと把握。自身の調子についても「アイアンは悪くない。ドライバーでたまに引っ張る時がありますが、それだけ気をつければ大丈夫」と不安はない。
 昨季は5勝を挙げ、賞金女王に輝いたが、今季はここまで1勝と“アンにしては”物足りない。過去19勝のうち、10月4週以降の優勝は一度もないだけに、複数回優勝経験のある今大会と次戦『富士通レディース』で帳尻を合わせてくるかもしれない。
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