国交がある国には大使館が設置されますが、外国でパスポートやビザを発給したり、自国民の保護するなど、セキュリティが厳重なのも特徴ではあります。

では、世界では一番大きな大使館は、いったいどこにあるのでしょうか。

 


それはイラクの首都バグダッドにあるアメリカ大使館です。


建物も最大ですが、その敷地の広さも最大で、なんと104エーカー(約42万平方m)。

エーカーではぴんと来ない人が多いかと思われますが、バチカン市国とほぼ同じ大きさなのだそうです。

世界で最も大きいだけでなく、最も建設費用の高い大使館としても知られ、7億5000万ドル(約930億円)かけて建てられました。建物内には1万5000人が働いています。

大使館のイメージを覆すこのイラクのアメリカ大使館に、海外掲示板にはいろいろコメントが出ていました。

●検索してみたらカナダのアメリカ大使館もすごかった。
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●自分はオタワ(カナダの首都)のアメリカ大使館の近くで育ったのだけど、まるで要塞のようだったよ。単独で爆発や侵入に対処できるほどだから、カナダの法執行機関を信頼してないにちがいない。

↑それがほとんどの大使館の状態だよ。ワシントンDCのコネチカット・アベニューに行ったら、ものものしい囲いのある建物ばかりで奇妙だよ。アルゼンチンのとかね。そんなフェンスは高くなくていいだろう、みたいにね。

↑フランスとイギリスのは進歩した研究室のようだ。ベネズエラのはタウンハウスのトップフロアのようだ。

↑韓国にあるオーストリアの大使館は、オーストラリアの大使館から2階離れているだけだ。かなり混乱をまねくと思う。

↑まず読み直さないといけなかった。

●セキュリティはどこに大使館があるかを反映していると思う。ニュージーランドのウェリントンだが、アメリカとシンガポールだけが外部のセキュリティをつけている。

↑なぜシンガポールなんだ。

↑日本のはアパートの一室だぞ。

●オタワにある大使館は、アメリカ、イギリス、中国、ロシア、湾岸諸国以外は、普通の家にほとんどセキュリティはないレベルだ。(セキュリティカメラは多くついている)

●イギリスにある北朝鮮の大使館。
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●大使館を海外に建てる建築会社に働いていたが、西アフリカの現場で働いたことがある。
イラクの仕事をしていた業者がいたが、頻繁にモルタルが攻撃されて、そのたびに工事が遅れたと言っていた。昨今の建て方はとことん要塞化された城で、トップシークレットを扱うだけにかなり厳しい働きを強いられる。

●アメリカはイランの事件のあと学んだんだよ。
(イランアメリカ大使館人質事件 - Wikipedia)


アメリカはテロの標的にされやすいのもあって、セキュリティの力の入れようも突出しているとのことです。

日本の大使館は比較的質素なようですね。

TIL the largest embassy in the world is the U.S embassy in Iraq.

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