サイモン・ペッグ

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『スター・トレック』リブート映画第3弾(以下、『ST3』)で、スコット機関長役としての出演に加えて、脚本にも参加しているサイモン・ペッグ。急ピッチで脚本を執筆した苦労話を、New York Daily Newsが伝えた。

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今年の1月、『DARK BLUE/潜入捜査』で製作総指揮/企画を手がけたダグ・ユングとともに脚本を担当するよう、製作者のJ・J・エイブラムスなどから依頼されたサイモン。全米公開日は、シリーズが50周年を迎える2016年7月8日(金)に決まっていたので、撮影に間に合わせるため、大急ぎで執筆にとりかかったという。

「通常の作業期間よりもずっと短かったので、作業工程をあちこち端折ったよ。とにかく行動あるのみ。与えられた時間を目一杯使った」と話すサイモン。

それでも、締切のプレッシャーは気にならなかったようで、「どのキャラクターについても言えることなんだけど、台詞を書くときに、頭のなかで彼らの声が聞こえてくる。白紙から始めるんじゃなくて、よく知っているキャラクターや、十分に形作られた宇宙を相手にしているからね。これはすごい助けになったよ」と続けた。

どうやら、与えられた時間は限られていても、長年育まれてきたスター・トレックの世界を描くのはやりやすかった様子。同世界における様々な事柄をリサーチするにあたっては、スター・トレックのWikipedia版ともいえる"Memory Alpha"というサイトが大いに役に立ったという。

こうして完成した脚本をもとに、『ワイルド・スピード』シリーズで有名なジャスティン・リン監督のもと、目下のところ撮影が進行中。現場の雰囲気を知り尽くしているサイモンが手がける脚本はどんな仕上がりになったのか、劇場公開を楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)

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