リベリーの復帰早まる…バイエルンCEO「トンネルに光が差し込んできた」

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 バイエルンに所属する元フランス代表MFフランク・リベリーが、想定されていた時期よりも早く復帰できる可能性が高まった。11日、カール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)がチームプレゼンテーションの中で発表している。

 リベリーは3月に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのシャフタール戦で右足首を負傷。その後、復帰に向けてリハビリを続けていたが、ピッチに戻ることなくシーズンを終えた。更に6月には保存療法を諦め、足首をギプスで固定したことが発表されていた。

 一部ではこのまま現役引退を迎えるのではないかと報じられるほど深刻だとされていたが、ルンメニゲ氏はリベリーの復帰に光が見えたという。同氏はリベリーがギプスを外す段階まで回復したことを明かし、「またトンネルに光が差し込んできたよ。検査の結果、炎症が治まったことが判明した。彼はこれからの数週間、リハビリトレーニングをこなして、それからあまり時間をかけずにピッチに立つことができればいいと思っている」とコメントし、復帰が近づいていることを示唆した。

 リベリーは昨シーズン後半戦のほとんどを欠場したものの、前半戦だけで15試合5ゴール7アシストと存在感を発揮した。今シーズンは再びピッチ上で好プレーを披露することが期待されている。