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沖電気工業(OKI)は、こ空中音響技術を利用して、遠隔制御や自動飛行により飛来する、いわゆる「ドローン」を探知する「ドローン探知システム」を開発し2015年6月1日に販売開始。ドローンの飛行音を分析し、接近を探知するとともに、飛来する方位・仰角、および距離を測定して通知する。

オプションでカメラを組み込み映像による確認も

ドローンで大規模集客施設などの安全が脅かされるなど、事故や悪用に対する懸念が強まっており、その探知に関する関心も急速に高まっている。

OKIは、ドローンが飛行音に着目し、従来から培ってきた空中音響技術をベースに、ドローンの飛行音を複数のマイクロホンで収集して音源位置分析を行い、飛来方位・仰角、および距離をしらせることが可能な「ドローン探知システム」を開発した。

システムは音響センサー部と操作表示部で構成。探知範囲は音響センサーの設置数と配置場所により広げることができる。また、ネットワークを使った遠隔監視も可能。オプションでカメラを組み込むことにより、監視者は映像による確認も行え、録画もできる。

標準価格(税別)は300万円(最小構成)から。工事費は別。