学生の窓口編集部

写真拡大

大学生になって、自由な時間が増えるとアルバイトをしたくなりますね。あるいは必要に迫られてアルバイトをする、という方ももちろんいるでしょう。ですが、課題のためなどでやむなくアルバイトを辞めざるを得なくなることもあります。そういったとき、トラブルなくアルバイトをやめるにはどうしたらいいのでしょうか。今回は、スムーズにバイトを辞める方法を紹介していきます。

【バイトを辞めるときに起こりがちなトラブルの一例】
よくあってはいけない話ですが、よくある話として聞くのは、バイトを辞めることを告げたところ、バイト中の勤務態度などに難癖をつけられて、最後のバイト代をもらえなかったという話や、代わりのバイトが入るまでは続けてくれと懇願され、ずるずると辞められないままになっているといった話です。

どちらも雇用側に非がある話ですが、法律の専門家でもない、いち大学生が太刀打ちできる話ではありませんね。こういったトラブルに巻き込まれたら、大学の学生課などに相談してみましょう。間に入ってトラブルを収めてくれることもありますし、専門家や専門の窓口を紹介してくれることもあります。

いずれにせよ、一人で悩んで言われるままに黙って従ってしまうと相手の思う壺ですので、それだけは避けてくださいね。
【トラブルなくバイトを辞めるには】
では、トラブルなくバイトを辞めるには、どうしたらいいのでしょうか。まず、繁忙期の人員に余裕があるかどうかを日頃からチェックしておきます。あまり余裕がないようなら、辞めると決めた時期の1か月ほど前に責任者にバイトを辞めることを伝えましょう。

そうすれば雇う側は抜ける人員を補充するための募集広告を打てますし、引き継ぎをする時間的余裕も生まれます。間違っても「今日で辞めますさようなら」という礼儀知らずな対応は取ってはいけません。そして、辞めるからと言ってバイト先での人間関係に波風を立てたりすることも厳禁です。

たかがバイトと侮らず、礼儀正しくマナーを守って最後までしっかり仕事をしましょう。

いかがでしたか?

ブラック企業ならぬ、ブラックバイトという言葉が良く聞かれるようになりましたが、ブラックバイトに当たってしまった場合でも、責任者に対して誠意を持って対応すれば、辞められないことはないと思います。それでもトラブルになってしまったら、大学の関係者などの第三者に間に入ってもらって解決するようにしましょう。

大学生活で最優先すべきなのは勉強することです。日々の生活や奨学金のためのバイトも大切ですが、そのために学業を犠牲にするようなことがあっては絶対に行けません。