「NHK ウイークリー ステラ」

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連休明け、5月7日(木)放送の朝ドラ「まれ」(NHK月〜土 朝8時〜)34話は、女の人生の選択について考えさせられ、連休ボケの頭に喝を入れられた気分です。
33話で藍子(常盤貴子)は、母・幸枝(草笛光子)の夢は自分のためだけのものだから許せなくて、徹(大泉洋)の夢はや家族のためだから認めているというようなことを言います。
ところが当の幸枝(草笛光子)は、「家族」と「夢」についてこう考えていました。
「その2つは比べられるものかしら
『私と仕事と どっちが大事?』って
奥さんが旦那さんに聞くのと同じ。
次元が違うわね。」
それを聞いて、希(土屋太鳳)は、「うちは夢よりも家族が大事や」と言います。
その頃、一子(清水富美加)は「このままやったら男も東京ものがしてしもうわ。」と、東京にオーディションを受けに行く決意をします。
希は、「夢」と「家族」をひとつに絞らないといけないと考えていて、一子は、「男」か「夢=東京」というよりは、おそらく幸枝的な考え方をしていそう。それを心配そうに見ているマキ(中川翔子)は、「東京」か「男」かどっちかだと思う希タイプ。
テレビを見ていた女性はどっちタイプが多いでしょうか。

【勝手に、今日の名言】
「藍子 泣かしたら われや
釜にぶち込んで
塩と一緒に炊いてやる。」(元治〈田中泯〉)

(木俣冬)

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