学生の窓口編集部

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1990年から1996年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載されたバスケット漫画『SLAM DUNK』。多くのバスケ部員を生み出した大ヒット漫画です。この作品の名言といえば「安西先生…!! バスケがしたいです……」や「左手はそえるだけ」などが有名です。

しかし他にもあまり一般の人に知られていない名言も数多くあるのです。今回は、『SLAM DUNK』に登場した「そこまで有名じゃないけどグッとくる名言」を紹介します。

●「オレ…なんか上手くなってきた…」桜木花道

翔陽戦の後日、湘北高校の体育館で花道が親友の洋平にこう言いました。初めて成長していることを実感しての言葉でしたね。

●「オレを倒すつもりなら…死ぬほど練習してこい!!」仙道彰

陵南との練習試合後に仙道が花道に言ったせりふです。仙道は花道にとっても流川にとってもいいライバルキャラでした。

●「ウチに天才はいない だがウチが最強だ!!」高頭力

海南大附属の監督・高頭力が湘北戦で言った言葉。この試合ではその言葉どおり、地道な努力を重ねた選手たちが活躍しました。

●「バスケットマン桜木君が…初めてダンク決めた試合だもの!!」赤木晴子

海南大附属戦の最後にミスをして落ち込む花道に、晴子がこう言いました。この後の言葉も有名ですが、こちらも名言です。

●「1つ教えといてやるぜ バスケットは算数じゃねぇ」流川楓

陵南戦で逆転を計算する仙道に流川がこう言い、その直後に2人抜きをして得点をしました。流川の負けん気が出ているシーンでした。

●「こういう展開でこそ オレは燃える奴だったはずだ…!!」三井寿

名言が多い三井ですが、翔陽戦でのこの一言もグッとくるものです。
●「メガネ君 引退がのびたな この天才のおかげで!」桜木花道

県大会の決勝で勝利した後、花道が木暮にこう言いました。その後に木暮が言ったのが……

●「泣かすなよ…問題児のクセに…」木暮公延

という言葉。このやりとりにジーンとした人も多いはず。

●「バスケット選手になっちまったのさ…」水戸洋平

インターハイの山王戦。流川から「素人発言」をされても耐える花道を見て「大人になった」と評する仲間たち。しかし洋平が「そうじゃない」と言い、この言葉を続けました。花道の成長とそれを理解している洋平との関係がすてきでした。

●「2年間も待たせやがって……」木暮公延

同じくインターハイの山王戦。赤木と三井との息の合ったプレーを見た木暮の一言。紆余(うよ)曲折あった3年生グループならではの言葉です。

●「湘北に入ってよかった……」石井健太郎

山王戦で、湘北ベンチメンバーの石井が、「山王と激闘を繰り広げるメンバーの姿」を見て感動し、泣きながらこう言いました。ここでもらい泣きした人も多かったはずです。
●「晴子……お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ……」赤木剛憲

山王戦で、赤木が「晴子が花道を見つけたときのこと」を思い出しながら心の中でこうつぶやきました。赤木が花道のことを最も認め、信頼した瞬間でしょう。

一般の人も知っているほど有名ではありませんが、ファンは知っているという名言をまとめてみました。言われてみれば「確かにあった!」と思い出す言葉もあるでしょう。もう20年前の作品ですが、今読んでも面白さは変わりません。

名言を見て「その気」になった人は、ぜひもう一度読み返してみてください!

(中田ボンベ@dcp)