左からカルカセス・ケニア、セリンジャー・アリー監督、栗原恵、成田郁久美、木村沙織
 バレーボール「第12回Vリーグ」の個人表彰式が14日、都内のホテルで行われ、全日本候補の栗原恵(パイオニア)らが出席した。

 最高殊勲選手賞のトロフィーを受け取った栗原は、「いろいろなことがあった一年だった。でもその分、うれしさが倍増した」と喜びを語った。昨シーズンは、約1年間のブランクを感じさせない快進撃を見せた。自身初めてのリーグ優勝。最高殊勲選手賞、サーブ賞、ベスト6賞の3冠に輝くなど最高のシーズンを過ごした。そして再び全日本候補へ。日本バレーボール界の"至宝"が、本来の輝きを取り戻しつつある。

 各賞の受賞者は、以下の通り。

<男子>
優勝監督賞:中垣内祐一(堺) 初
最高殊勲選手賞:千葉進也(堺) 初
敢闘賞:越川優(サントリー) 初
得点王:ガードナー・ガブリエル(JT) 初
スパイク賞:松本慶彦(NEC) 初
ブロック賞:北川祐介(豊田合成) 3年連続3度目
サーブ賞:越川優 初
サーブレシーブ賞:徳元幸人(JT) 初
レシーブ賞:荻野正ニ(サントリー) 2年連続3度目
ベスト6賞:千葉進也、ロドリゴ・ピント(堺)、金井修也(堺)、越川優、松本慶彦、ガードナー・ガブリエル
ベストリベロ賞:増野彰(堺) 初
新人賞:石島雄介(堺)

<女子>
優勝監督賞:セリンジャー・アリー(パイオニア) 2年ぶり4度目
最高殊勲選手賞:栗原恵(パイオニア) 初
敢闘賞:カルカセス・ケニア(久光製薬) 初
得点王:カルカセス・ケニア 初
スパイク賞:フールマン・フランシーヌ(パイオニア) 2年ぶり3度目
ブロック賞:杉山祥子(NEC) 2年ぶり2度目
サーブ賞:栗原恵 初
サーブレシーブ賞:井野亜季子(日立佐和) 初
レシーブ賞:成田郁久美(久光製薬) 初
ベスト6賞:栗原恵、フールマン・フランシーヌ、内田役子(パイオニア)、カルカセス・ケニア、荒木絵里香(東レ)、杉山祥子
ベストリベロ賞:吉田あい(久光製薬) 初
新人賞:木村沙織(東レ)