東日本大震災の被災者向けの仮設住宅について、大畠国土交通大臣は5月17日に“8月前半には必要個数を完成させられる”との見通しを明らかにしました。これだけからは仮設住宅の建設が順調に進んでいるように見えますが、実際はだいぶ違うと言わざるを得ません。政府の判断が仮設住宅の建設の妨げとなっている事態が起きているのです。それは、地震・津波もさることながら原発事故の被災地でもある福島県南相馬市で起きています