森喜朗前首相は7日、自民党立党50周年記念事業の一環として党本部で開かれた「歴代総裁・官房長官リレー講演会」の講師として、「決断!あのとき私はこうした」の演題で講演した。首相就任時にガンと診断されたエピソードなどを語り、「(首相を)命がけで1年やって、改革の芽だけ作ろうと思った。全部、その芽は作った」と振り返った。質疑応答では、日本の重要課題を問われ「党にとって取り組む大事な問題は、歳入と歳出のバ