デートレイプは他人事じゃない!男友達からの被害を防ぐには【恋占ニュース】

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こっちはそのつもりはなかったのに、気づいたら彼と一緒にベッドの中にいた…。そんな経験を持つ人は少なくないのでは?

その結果、「まいっか」となるか「うわ、やっちまった〜」となるか。或いはしばらく立ち直れないぐらい落ち込むか…は、相手にもよるし、状況にもよると思います。

でも、いずれにしても「その気はなかった」、むしろ「イヤだった」のにエッチしてしまったら、目には見えない、けれど深い傷が残ってしまいそうな気がします。

≪合意のないエッチ=デートレイプ≫



みなさんは「デートレイプ」という言葉をご存知でしょうか?
これは恋人や男友達など、結婚相手ではない異性から無理強いされて、または合意しない状態でエッチをすること。

腕力で抑えつけられたり、お酒やクスリで抵抗力を奪われたり、という場合もありますが、そうではなく

男:「いいでしょ?」
女:「え、ちょっと…」
男:「いいじゃん!」

みたいな感じで、断るに断れなくてコトに及んでしまうケースも多々あるようです。

レイプというと、「夜、屋外で赤の他人から」いきなり襲われるイメージがあるかもしれませんが、実際には「日中、建物の中で知り合いから」行われるほうが多いとの調査結果も。

そのつもりはなくても、“デートしたから”“彼の部屋に行ったから”「当然OKなんでしょ?」と言われてしまったら、断固として拒否するのはなかなか難しいですよね…。

デートレイプが起こる原因は?≫



様々なケースがあるため、一概には言えませんが、デートレイプは男女の社会的な役割や、育てられ方の違いによって起こることが多いと言います。

◆育てられ方の問題



最近は草食男子・肉食女子なんて言葉も生まれていますが、基本的には、男性は“能動的な性”、女性は“受動的な性”と位置づけられ、そうなるように育てられてきています。

受動的であることを良しとされ、あまり自己主張せずに成長した結果、女性の多くは他人に対して「NO」の意思表示をする能力を奪われてしまっている…。
そのため、誘われるとキッパリ拒否することができず、男性は相手が本当は喜んでいるのだろう、と勘違いすることに。

また、男性は相手が羞恥心や恐怖から多少の拒否や抵抗を見せたほうが、征服欲をかきたてられ喜びを感じやすいとも言われています。これも“能動的な性”である男性の特徴と言えるのではないでしょうか。

◆気持ちを察する能力の違い



一般的に女性のほうが人間関係に興味を持ちやすく、相手の感情の変化に気づくのも得意だと言われています。一方、男性は他人の気持ちを察するのが苦手で、「言われてはじめて気づく」ことが多いそうです。

つまり、男性には、ニュアンスではなく言葉で伝えないとわからないってこと。イヤなことは「イヤ」、やめてほしいことは「やめて」とはっきり言わなければ通じない、と思っていたほうがいいかもしれません。

デートレイプ被害を受けないために≫



◆どちらかの家はNG



まず、当然といえば当然ですが、“その気がないなら、相手の家に行かない”“自分の家に入れない”ことが大切です。
心理学的に、男性は女性より日常会話を性的な意味に解釈しやすいという説もあるため、女性としては「もう少し話したい」ぐらいに思っていても、彼は「家に呼ばれたってことは…」と誤解する可能性大。

◆無防備になりすぎない



車やカラオケの個室など、密閉された空間で2人きりになるのも同様に危険です。
以前、男友達とカラオケに行ったある女性が、「酔ってソファーに寝っ転がったら、体を触られキスされた!」と怒っていたのですが、これは無防備すぎる彼女にも非があるように感じます。
誘ったつもりはなくても、そう見える言動は厳禁。信頼している相手でも隙を見せることなく、勘違いされることはしないように心がけましょう。

◆恋人同士の場合は…



とはいえ、彼氏・彼女の関係の場合、家に行き来するのは当たり前。2人きりになるなと言うほうが難しいですよね。
それに、恋人同士だと“相手は自分の所有物”という意識が働きがちなので、男性はエッチを断られたら不機嫌になる場合もあるでしょう。

でも、付き合っているからといって、必ずエッチに応じなければならないというルールはどこにもありません。
彼を喜ばせようと我慢して受け入れるのではなく、その気になれないときは、はっきり「NO」と意思表示してください。

それでも強引に迫ってきたり、怒って浮気したりする男性は、あなたを傷つけるだけで幸せにはしてくれない相手。そう判断して、好きでも別れることをオススメします。

◆アルコールにも注意!



ちなみにアメリカの調査によると、デートレイプの70%以上は被害者か加害者か、または両方がお酒を飲んでいたとのこと。酔うと判断力が鈍り、誤解も起きやすくなるので…少なくとも密室で飲むのは控えたほうが良さそうです。

デートレイプは、相手との関係も将来への期待感も壊してしまうもの。
大切な彼氏や友人を被害者にしないためにも、きちんと断る勇気を持ちたいですね。

(文=Kawauso)

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