スマホやタブレットがパソコンに化ける「安くて便利になっているBlutooth」

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今やモバイル時代。スマホやタブレット、ノートPC、タブレットPCなど、家庭でも仕事場でも、日常でモバイル機器を使うのは当たり前となった。

こうしたモバイルガジェットは、持ち運びのため、無駄なモノをそぎ落として最小の構成になっている。そのため、ちょっと本格的なことをしようとすると、なにかと不便だなと思うケースがよく起きる。

たとえば、
長文の入力や写真などの画像編集、印刷、ファイルやデータの操作、ヘッドフォンなどでの音楽や動画視聴など。
キーボードやマウス、無線ヘッドフォン・スピーカーでの視聴など、周辺機器が使えないと不便だと感じることは案外と多い。パソコンの操作に比べると、モバイル機器では、意外と我慢して使っていると言う人も多い。

そんなスマホなどのモバイル環境を、しっかり改善するのが、Bluetooth機器だ。

Bluetooth機器の普及が遅れたわけ
Bluetooth機器は、ケーブルレス(無線)でスマホやタブレット、ノートPCに周辺機器やインターネットを接続できる手軽な機器だ。しかし、日本では無線機器であるBluetooth製品は、販売するために申請が必要となる。欧米やアジア諸国に比べて、普及が遅れていたのは、こうした手間やコストがかかっていたからだ。
しかし、最近では、市場でのBluetooth製品数の販売数も増え、価格も下がっており、手軽に使えるようになってきている。


●スマホやタブレットはUSBで繋げられる機器数が少ない
スマホやタブレット、ノートPCなどのモバイル機器は、そもそも搭載しているUSB端子の数が少ない。
たとえば、スマホやタブレット製品ではUSB端子は1つ。モバイルノートPCでも多くて2つ、小型モデルだと1つという製品も多い。同時に複数のUSB機器を使いたい場合は、USBハブなどを追加しなければならない。
・キーボードとマウスを同時には使えない
・USBメモリを使うとキーボードもマウスも使えない


Bluetoothは、複数の周辺機器を同時に使える
Bluetoohは、無線で周辺器を本体に接続することができる。
キーボード、マウス、ヘッドフォン、スピーカーなどを同時に使うことができる。しかもUSB端子は使わないので、Bluetooh機器を使いながらUSBメモリなども利用できる。

●1度繋げればあとは簡単に使える
Bluetoothは、使うには本体とBluetooth機器をペアリングという接続設定が必要なので面倒だと思っている人がいる。
しかし、現在のBluetooth機器は、ペアリングボタンを押して、スマホやタブレット側で接続する機器を選ぶだけでペアリングは完了する。
1度ペアリングさえしてしまえば、次回からはBluetooth機器の電源をオンにするだけで使うことができる。使わないときはオフにするだけ。USBのように端子の抜き差しや、ケーブルが必要ないので、すっきりと使える。