インテル指揮官、グアリンにゴール量産を要求「まだ爆発していない」

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 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは1日、セリエA第25節でフィオレンティーナと対戦する。試合前会見に出席したロベルト・マンチーニ監督は、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督率いるフィオレンティーナに警戒を示した。コメントをクラブ公式HPが伝えている。

 フィオレンティーナはインテルとともに、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦を突破。ベスト16へと駒を進めた。マンチーニ監督は、「フィオレンティーナは素晴らしい試合をしている。モンテッラ監督はチームに強い闘争心を与え、ディフェンス面でも改善してきている」とコメント。モンテッラ監督の手腕を称賛した。

 さらに、過密日程による影響を懸念するマンチーニ監督は、「少し変わった試合になるだろう。何故ならば、多忙なサイクルの最後の試合になるからだ」と語り、「5試合を消化しながら4連勝を達成してきたが、ミスも多かった。この点は向上させるよう努めていく」と改善点を挙げながらも、良い流れのまま勝利を掴みたいと述べた。

 リーグ戦の直近3試合で3ゴール、2月26日に行われたEL決勝トーナメント1回戦セカンドレグのセルティック戦でも決勝点を挙げ、好調をキープするMFフレディ・グアリンだが、指揮官は「まだ得点のシーンで爆発していない」と語る。

「ここ最近は非常に良くまとまっている。なぜ昨年は一貫性のあるプレーができなかったのか理由は分からないが、彼は試合をひっくり返すことのできる質の高い選手だ。今のような調子でプレーを続けることを願っているし、ゴールを量産してくれたらなおのこと嬉しいよ」