「学費年間約1650万円」!世界一お高い学校「Le Rosey」の学校生活とは?

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アラブの王族やセレブなど、世界中のお金持ちの子息たちが集まるという、世界最高額の私立学校として有名なスイスの「Le Rosey(ル・ロゼ)」を知っていますか?ヨーロッパの王室や大富豪の子女が名を連ねる中、エリザベス・テイラーもここの出身だとか。

生徒の大半は寄宿生活で、射撃場やアーチェリー場まで擁するというこの学校、なんと学費は年間8万ポンド(約1650万円)!

ジュネーブから30キロ余り離れた、28ヘクタールの雄大な眺めの中にあるという校舎の設備にはあらゆるスポーツ施設が整い、全長約12メートルのヨット、30頭の馬を備えた馬術場、テニスコート10面に2つの25メートル・プールなどのほか、3つのフットボール場やラグビー場なども!コンサートホールなども備え芸術面の活動オプションも充実しています。

校舎の中には、53の教室、8つの科学実験室に音楽室、オーケストラ室、美術室にITルームなどなどがあるほか、13のゲームルームと2つのヘルスセンターも。この他、コンピューター制御の温室もあるとか。寄宿舎には住み込みの教師が居て、生徒に日常の規律を教えるほか、大小問わず悩みの相談にものってくれるそう。

現在、生徒募集をかけているとのことで、ロンドン、北米、ヨーロッパや中東地域に担当者が出向き、3月まで学校のプレゼンテーション・ツアーを行う予定とのこと。世界中から生徒が集まるものの、それぞれの国からの上限受け入れ人数は、全体の生徒数の10%まで。

同校ウェブサイトによると、全校生徒数は380名で、毎年400名ほどの入学希望者の中から年齢や性別、国籍などを考慮に入れて、80〜90名の生徒を受け入れています。

入学必要条件については、まず将来大学に進学できるレベルの頭脳を持っていること。そして語学スキルでは、17〜18歳であれば英語かフランス語力が必須、14〜16歳でもこの2か国語のどちらかを話せることを強く勧めるとし、8〜13歳の児童については特に語学の制限を設けていません。

入学要綱だけを見ると、学費以外のハードルはそんなに高くなさそう?ながら、多数のロイヤルファミリーが通う学校の生徒の選抜には、さらに緻密な基準がいっぱいありそう…?!

参考:
Inside the world’s most expensive school: $140,000 a year Swiss institute has its own yacht, concert hall and equestrian center and counts royalty among its pupils
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2926418/Inside-world-s-expensive-school-80-000-year-Swiss-institute-yacht-concert-hall-equestrian-centre-counts-royalty-pupils.html