日本通信、VAIOスマホのパッケージを公開!2月発売に向けて準備中ーー30〜50歳台のストライクゾーンに直球を投げ込む

VAIOスマホは2月発売へ!

日本通信は30日、2014年度第3四半期(2014年10〜12月)決算説明会を開催し、昨年末に発表したVAIOと協業で開発している「VAIO」ブランドのスマートフォン(スマホ)について2月に発売することを明らかにし、パッケージ(箱)を公開しています。

登壇した日本通信代表取締役副社長兼COOの福田尚久氏はVAIOスマホのパッケージを持ちながら「本当は今日、このまま開けて中身を見せたいが、VAIOとの協業なので一緒に発表したいので、パッケージだけで勘弁していただきたい。」とし、説明の中では「12月4日に発売予定だったが、世界第2位のタッチパネルメーカー(Wintek)の会社更正法適用で設計変更を余儀なくされ、発売が遅れた。」ということを明らかにしていました。

なお、VAIOスマホが発表されるかどうかは不明ながら、VAIOは2月16日に新製品発表会を予定しており、同日夕方にはファン向けイベントも開催予定で、本日までイベントの募集申込が行われています。


公開されたパッケージは黒い箱に「VAIO」のロゴが記載されているもの。日本通信では市場が広まりつつある仮想移動体通信事業者(MVNO)の現状について「格安スマホが広がっているが、現在は安いから使っているというのがあり、どこのメーカーだかわからなかったり、知っている日本メーカーだと1年型落ちといった問題があり、このままだと安いけど、欲しいものがないという課題がある。そこで、ブランド力があって『あれが欲しい』という製品を出していきたい。」と、VAIOのブランド力が大きいことを示していました。

日本通信では昨年末にLTE使い放題のSIMカードを投入しており、VAIOスマホとセットで販売していくとし、VAIOスマホ投入により、日本通信の売上が「初期ロット分をきちんと届けられれば、4〜8億円ほど増える計画」とし、VAIOスマホについての製品情報を提供するために実施しているメールアドレスの登録者数が1万を超えていることを明らかにし、VAIOスマホが期待されているとしています。

決算としては月額課金SIMの回線数はデータ通信および音声通話対応ともに微増とし、ARPUもデータ通信で1,076円、音声通信で1,216円、解約率は3.7%(前年同期比-2.1%)といったMVNOの状況となっています。なお、日本通信の決算説明会については以下の動画で閲覧することが可能です。



記事執筆:memn0ck


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