田中順也の実力は本物か 2戦連続ゴールでポルトガルで時の人に

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週末のブラガ戦の試合終了直前のフリーキックで一躍ポルトガルでもその名を知られる存在となったスポルティング・リスボンの田中順也選手が、カップ戦となるボアヴィスタ戦で再びゴールを決め勝利に貢献した。



ワントップで先発出場した田中選手は71分に獲得したPKをゴール左隅に確実に決め、チームはそのまま1-0で勝利した。ポルトガルのメディアも田中選手を「突如現れたスター」と「止まったボールは外さない」など、やや過熱ぶりに報道。試合前に「田中選手は先発出場すべきか?」というアンケートを行ったコーリオ・ダ・マンハ紙では実に87%ものユーザーがYESと答えるなど、サポーターの信頼も得つつあるようだ。

また、試合レポートでは「田中が決めるぞ」と連呼したチャントも登場し、田中順也選手がスポルディングで確実にステップアップしている様子が窺える。

なお試合後に、田中選手は「この試合、味方が獲得したPKを僕が決めて試合をものにしました。難しいゲームになってしまったのは僕が決定機を何度も外してしまったことがかなり大きいと思います。今日は反省です」と、まだまだ課題があると発言し、前向きに今後の試合を戦うことを誓っている。