勝負を決めて、このガッツポーズ!(撮影:上山敬太)

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<WGC-HSBCチャンピオンズ 最終日◇9日◇シャーシャン・インターナショナルGC>
 中国のシャーシャン・インターナショナルGCで開催された世界ゴルフ選手権「WGC-HSBCチャンピオンズ」の最終日。まれに見る大接戦となったが、18番でバンカーからミラクルイーグルを奪ったバッバ・ワトソン(米国)とティム・クラーク(南アフリカ)がトータル11アンダーでフィニッシュ。勝負はプレーオフに持ち込まれた。
岩田寛、惜しくも日本人初のWGC制覇ならず…3位タイ
 18番パー5で行われたプレーオフ1ホール目でクラークはパー、ワトソンはバーディを奪取。ワトソンこれがツアー通算7勝目。メジャーでは「マスターズ」を2度制しているが、キャリア初の世界ゴルフ選手権制覇を達成した。
 ワトソンは2打差の3位タイから出ると、出だしの1番でボギーを叩くが前半でスコアを3つ伸ばしバックナインへ。後半はボギーが先行、17番では痛恨のダブルボギーを叩いたが最終ホールでは3打目をバンカーから直接カップに入れ起死回生のイーグルを奪取。その勢いでプレーオフも制した。
 来週は国内男子ツアーの「三井住友VISA太平洋マスターズ」に出場するワトソン。この優勝で日本でも大きな注目を集めそうだ。日本勢では岩田寛が大健闘しトータル10アンダーで3位タイに。松山英樹はトータル3オーバー41位タイ、竹谷佳孝はトータル18オーバー73位タイで4日間の競技を終えた。

【最終結果】
優勝:バッバ・ワトソン(-11)※プレーオフ
2位:ティム・クラーク(-11)
3位T:リッキー・ファウラー(-10)
3位T:グレアム・マクドウェル(-10)
3位T:岩田寛(-10)
6位T:イアン・ポールター(-9)
6位T:トービヨン・オルセン(-9)
6位T:マーティン・カイマー(-9)
9位:マーク・リーシュマン(-8)
41位T:松山英樹(+3)他
73位T:竹谷佳孝(+18)他
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