9日放送、テレビ東京「FOOT×BRAIN」では「アギーレとは一体どんな監督なのか?日本代表の方向性は!?」と題し、日本代表監督に就任するもまだまだその情報が十分とは言えないハビエル・アギーレについて出演者が議論を行った。

すると同番組内は元スペイン代表でアギーレが監督を務めたエスパニョールでプレーをするジョアン・カプデビラに行ったインタビューの様子を伝えた。

「アギーレは選手にとにかく献身的なプレーを求める」というカプデビラは「DFにはハードで当たり負けしない事を求めるし、中盤の選手にはボールを素早くさばく事。FWにはもちろんゴール。僕の様なサイドバックには高い位置までのオーバーラップ。そして何より彼は失点することを嫌うね」と続け、アギーレが選手に求めるものは“極めてシンプルなチームプレー”と結論付けた。

さらに、カプデビラは「彼は就任初日、僕らにこう言ったよ。“まずは働け”と。アギーレは常に選手に100%を求めている。80%では許されないんだ。技術におごらず全力を尽くす選手は間違いなく起用される」とも――。続いてコメントが放送されたスペインスポーツ紙「AS」でエスパニョールの番記者を務めるイバン・モレロ氏もまた「アギーレ監督を一言で表すととにかくラテン系。選手を怒鳴りつけることも厭わない。とても気性が荒い」などと語っている。

日本人の気質と合うのか、日本の文化に馴染めるのか。プレースタイル以外にも多くの懸念が伝えられているアギーレは、11日に来日し会見を行う予定だ。