竹田圭吾氏

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「ニューズウィーク日本版」元編集長でジャーナリストの竹田圭吾氏が、番組PRイベントで、過激なトークを連発した。

「日本の大河ドラマは、意味もないのに、AKB48の人が出てくる。このことは歴史を冒とくしている」と批判。テレビ局によって変わる、番組制作の違いに嘆いていた。

竹田氏は23日、都内にて、CS放送・ヒストリーチャンネルの特別番組「ザ・ワールド・ウォーズ」の試写イベントに出席。元プロ陸上選手・為末大氏と共に、招待客の前に現れ、二つの世界大戦を描いた同番組のトークショーを行った。

今回のイベントで先行公開された番組は、第一次世界大戦から第二次世界大戦の終結まで30年余り、二つの戦争を“一つの戦争”として捉え、全6話のシリーズで展開。あのオバマ米大統領も特別にコメントを寄せている大作だ。

一足早く、番組をチェックしていた竹田氏。「この番組の一番イイところは、女の人が出てこないところ。気持ちがイイぐらいに男性しか出てこない。その点は、武骨に、真摯に題材に向かい合っている証拠だ」と示し、「真面目に仕上げようとする、作り手側の意思が表れている」と続けた。

その他にも、番組の構成部分をあげ「バランスが優れている」とコメント。「これだけイッパイ、歴史上の偉人を出しているドラマ。一人ひとり、ちゃんと描いていたら収拾がつかなくなるはずなのに、権力者や指導者における判断や決断に絞って描いているところが素晴らしい。まとまりがイイ」と褒めちぎった。

竹田氏は、この番組を点数でも評価。「100点満点で、85点。私の場合、番組チェックの平均は45点ぐらいなので、この番組はかなり高いほうだ」と説明していた。

「ザ・ワールド・ウォーズ 〜権力者が世界大戦〜」は、CS放送・ヒストリーチャンネルにて、8月9日と10日(21時〜24時)に連日放送。また15日(21時〜27時)に一挙放送もある。

■関連リンク
「ザ・ワールド・ウォーズ 〜権力者が世界大戦〜」 番組特設サイト

▼ ジャーナリストの竹田圭吾



▼ 元プロ陸上選手・為末大



▼ 試写会場で行われたトークショーより



▼ 「ザ・ワールド・ウォーズ」の番組イメージ写真

(C)2014 A&E Television Networks. All rights reserved.


▼ 番組「ザ・ワールド・ウォーズ」より

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▼ 番組「ザ・ワールド・ウォーズ」より

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▼ 第40代イタリア首相のベニート・ムッソリーニ

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▼ アメリカの陸軍大将、ジョージ・パットン

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