妊娠前と同じでは危険!「ズボラ家事」が流産リスクを高めると判明

写真拡大

妊娠中であっても、家庭で料理を担当しているという女性は多いでしょう。でも、妊娠中は妊娠前よりも、食品の扱い方や包丁・まな板の消毒をより丁寧に行なわなければいけないって、ご存じでしたか?

実は、妊娠前の習慣のまま料理を続けていると、母体と胎児に重大なトラブルをもたらす可能性があるのです!

今回は、妊婦さんが十分に注意すべき、調理時における“リステリア菌”の感染リスクについてご紹介します。「何か料理に問題があるの?」と疑問に思った料理好きの奥様、必読ですよ!

 

■妊婦さんはリステリア菌に感染しやすい!

“リステリア菌”とは、食中毒菌の1つで、生肉やナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモンなど非加熱状態の食品に定着している恐れがあります。

このリステリア菌、体内に入っても中毒症状が出ない場合もありますが、妊婦は一般の成人女性よりもリステリア菌への感受性が高いため、他の人が平気な衛生環境でも感染し、食中毒になってしまうリスクが高いのです。

 

■生肉の扱いや、包丁、まな板の熱湯消毒には特に注意する

リステリア菌は冷蔵庫の中でも増殖します。例えば何かの肉汁が付着したままの不衛生な冷蔵庫に入れた野菜に菌が感染したとします。その野菜を生のまま食べれば、リステリア菌が体内に侵入します。

あるいはリステリア菌の生息する生肉を冷蔵庫から出し、まな板の上で切ったとします。その直後、簡単に洗っただけの包丁とまな板で野菜をカットすると、野菜に菌が付着します。

ですから、妊娠前と同じ感覚で食材や包丁・まな板を扱っていると、感染リスクが高まってしまうのです。リステリア菌は熱に弱いので、非加熱状態の食材は加熱し、調理器具も熱湯で十分に消毒してください。冷蔵庫の清掃も気を付ける必要があります。

 

■胎児が死産や流産、早産になる恐れも

もし妊婦さんがリステリア菌に感染すると、菌が胎児に移って死産や流産、早産の原因になるともいわれています。市販のナチュラルチーズ(非加熱のチーズ)や生ハムを食べて、妊婦だけがリステリア菌の中毒になってしまうケースも少なからずあるようです。

とにかく妊娠中は、生鮮食品の扱い、保管方法、調理器具の取り扱いなど、妊娠前には意識しなかった部分にまで十分に注意を働かせてください。市販のナチュラルチーズや生ハムも、妊娠期間中は意識的に遠ざけると安心です。

 

以上、妊婦さんを脅かすリステア菌感染のリスクについてお伝えしましたが、いかがでしたか? 妊婦の間はリステリア菌に対する感受性が妊娠前の倍以上高まると自覚した上で、調理や食材選択の際も慎重に判断してくださいね。

 

【関連記事】

妊婦さんがロコモ状態?安静にしすぎだと筋肉が衰えちゃう弊害も

※ 全てが安全じゃない?「アロマ」を正しく使って楽しいお産を

※ 安産が遠のく?できないとヤバイ「骨盤のゆがみ」チェック2つ

※ 便秘が不妊の原因に!? 妊活女子に話題の「腸もみ」の嬉しい効果

※ プレママ必見!安産へと導く「ラズベリーリーフ」のすごい効能

 

【参考】

※ 「食べ物について知っておいて欲しいこと」パンフレット ‐ 厚生労働省