NMB48が念願の紅白歌合戦出場を確実なものとしたとスポーツ紙が一斉に報じた。

紅白出場を夢見て、遂には『12月31日』という意味深な曲まで作ったNMB48だけに、まさに念願の出場となる。

さて、関西圏では多くのレギュラー番組を持ち馴染みの深いNMB48だが、関東圏ではテレビ出演もまだ少なく知られていないメンバーも多い。そこで、紅白歌合戦出場後に間違いなくブレイクするであろうメンバーを紹介する。

まず、NMB48というグループだが、どのメンバーも若手から初期メンバーまでもれなくトークスキルが異常に高い、という所属先・吉本のDNAを色濃く受けている。バラエティーでの「お約束」や「間」を幼少期より熟知している関西人のメンバーは、テレビ番組やLIVEで笑いへの「適応性」が間違いなくAKBグループで一番高い。しかも、先輩の吉本芸人に鍛えられているので、グングンとその才能を伸ばし続けている。

そして、バラエティ豊かな楽曲。バリバリのアイドルソングから、『カモネギックス』のような実験的な曲まで幅広く、シングルカット以外でも『太宰治を読んだか?』『ジャングルジム』など名曲が非常に多い。シングル曲に組体操やアクロバティックなフリが入ることでもファンを楽しませている。メンバー個人に話を移そう。

まずは大黒柱である山本彩。アイドルとしては致命的とされ今まではタブー視されてきた「長い顎」つまり「シャクレ」を自らネタにし後輩メンバーには「アゴ姉」とまで呼ばれる山本彩は、美少女で低身長のロリロリなビジュアルでありながら巨乳、そしてギターはプロ並み、歌唱力そしてダンスもAKBグループ指折りの実力者とパーフェクトなアイドルを絵に描いたようなメンバーだ。しかも絶対的なキャプテンであり精神的な支柱であり性格も真面目と欠点がなし。対するライバル的メンバーが「釣り師」と呼ばれる渡辺美優紀。徹底的に男性が「コロリ」と恋してしまうような仕草やセリフを可愛い笑顔で繰り出し「釣る」、芸能人や関係者にもファンが急増中なのが渡辺美優紀。徹底したキングオブ・アイドル。この両極端な二人を軸とし、一人で独演会を行う小谷里歩や、天然ボケでメンバーからも「オバハン」としていじられまくる山田菜々など、AKBグループでは特殊な個性派集団となっている。

そんな中でも現在、もっとも若手メンバーの成長が目立つのもNMB48だ。AKBチームAと兼任の矢倉楓子。そして最注目は、1998年生まれの二人、復帰を果たした城恵理子と、木下春奈だ。

「木下春奈は、「第二の上沼恵美子」かとも言われるほどのトークの天才です。ビジュアルはオネエ系の超美少女なのですが、ズバリズバリと的確なツッコミでメンバーだけではなくお笑い芸人にも突っ込んでいく。しかも15歳とは思えないような言葉のセンス、また適応能力を秘めている。間違いなく、紅白でNMBの知名度が上がった後に、キーパーソンとなる一人です。(関西系列テレビ局関係者談)」。

また、同じ1998年生まれで最近復帰を果たした城恵理子も要注目の一人だ。NMB48に詳しいライター・ブレーメン大島氏に聞く。

「城恵理子は、チームM結成時からエースとして活躍していたが、昨年9月に卒業。今年の10月に研究生としてNMB48に復活を果たした後も1年のブランクがあったにも関わらず、圧倒的な存在感があり、みるみるうちに以前の輝きを取り戻した。NMB48はもちろん、AKB48グループ全体の次世代エース候補とも言えるほどの逸材です。」

(第二の前田敦子と呼ばれた城恵理子復活コメント全文)

また、ブレーメン大島氏は、注目メンバーとして、小谷里歩の名前も挙げる。

「小谷里歩は、前へ出てくるタイプではないが、絶妙なタイミングで押し引きができる存在。トークで空回りしているように見えることが多いが、それも味であり、終わってみれば誰よりも存在感を残していることが多い。来年以降は、今以上に彼女の良さが全国に知れわたる可能性は大だ」

紅白歌合戦出場を確実なものとし、2014年は更なる飛躍が期待されるNMB48。若手、そして初期メンバーがしっかりと結束を固めているNMB48が、関西だけでなく関東でも大ブレイクを果たすのは間違いなさそうだ。

(C)NMB48