14日のセリエA第3節、インテル対ユヴェントスのイタリアダービーは、1−1のドローに終わった。13分にDF長友佑都のボレーがGKジャンルイジ・ブッフォンを襲っていたインテルは、後半に入って73分に途中出場のFWマウロ・イカルディが先制点を奪う。だがその2分後、MFアルトゥーロ・ビダルに決められて追い付かれ、勝ち点1を分け合うことになった。

第3節で王者ユヴェントスと1−1で引き分けという結果に、ワルテル・マッツァーリ監督はポジティブな側面を強調している。

「我々はトップのチームを抑えた。後半は勝利も目指したよ。今夜の我々はかなり良かったと思う。こういうハイレベルなチームを相手に、こういうプレーができるかどうかが知りたかった」

「一部の選手たちが精神的にどのような反応を見せるかを見る必要があった。ビッグマッチの緊張を感じていた選手たちもいたんだ。でも、彼らはやってみせてくれた。誇らしいね。後半は(フレディ・)グアリン、ジョナタン、(サフィル・)タイデルの硬さが取れた。緊張があったのは当然だが、それも成長の一環だ」

「スクデット? そういうことは考えていない。我々はチームづくりの段階にあるんだ。もっと先にどうなるかを見てみよう。私に言えるのは、この選手たちは最大限の期待をも上回ってくれているということだ。このまま続けなければいけないし、今日の試合も負けていたかもしれないということを忘れてはならない」