この日のイベントには、眞鍋かをりさんも登場。スゲェ美人!

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今日、朝食に何を食べましたか? 私はもう、朝食自体とってない毎日でありまして。でも、これって良くないらしいですよ。「集中力が出ない」とか「太りやすくなる」なんて定説も聞いたことがあるな。

でも、面倒臭い。時間だって無いしさ……。

そんな時、斬新過ぎる情報を入手しました。マジか、これ? 森永乳業が5月13日に発表した「アイスクリームが脳機能へ与える影響についての実験結果」の内容が、驚きに満ち満ちているのです。

ちなみにこの実験を行ったのは、杏林大学の古賀良彦教授。
「今回の実験では、アイスをとると脳波に何か影響があるか調べました。脳波は脳の働きを見る手段としてとても良いです」(古賀教授)
被験者は、20〜30代の男女8名。この人達にアイスクリーム森永乳業提供のチョココーティングアイス)をとってもらい、それが脳の働きをどう変えるのか見ていくのです。
しかし、ただアイスクリームを食べてるだけじゃ、まだわからない。そこで比較対象にしたのは「効果がないだろう」と予想されるかき氷。「アイスクリーム」1粒と「かき氷」を10.5グラム摂取し、前者と後者で脳の働きは異なるのか実験で確認しました。

では、脳波の実験内容ついて。情報処理能力を調べるために、簡単な問題に取り組んでもらいます。コンピューターの前に座り、○が出たらそのボタンを、△が出たらそのボタンを押すという、至極簡単な問題を。この時、脳は「○じゃなく△だ」と認知をし、ボタンを押す作業をします。要するに「認知→判断→行動」という三動作。
結果、どうなったか。注目の“アイス”をとった時、「これは△だな」「○だな」と見極めるのに391ミリセカンドを要したみたいでした。一方、“かき氷”をとった時は431ミリセカンドかかった模様。なるほど、両者には40ミリセカンド(0.04秒)の差があるわけだな。この結果を受け、古賀教授は「アイスをとると、頭の回転が早くなる」と結論を出しております。
「脳の反応速度は、1年で約0.001秒遅くなります。ですので、アイスを食べると脳の反応速度が40年分若くなる! ……と言えるのか言えないのか、とにかく大きな差があります」(古賀教授)

そして、もう一つの状況についても実験を実施。それは、脳が静かな状態の時です。目を閉じて安静にしてもらい、そこでアイスをとるとどういう変化を与えるのか? 安静状態を深めるのか、逆の効果が出るのか。これは、α波を測定して結果を見ます。
そして、またしてもアイスが凄かった。高い周波数で見れば見るほど「かき氷よりアイスをとった時の方がα波が出る」という事実が顕著になるようなんです。
α波が出るということは、リラックスした状態であるということ。これは、みんな知っているでしょう。ただ、注目すべきは「アイスを食べると、高い周波数のα波が出る」という事実。「高い周波数のα波」は、イコール「覚醒度」(スッキリ感、良い目覚め感)とも言えるらしく、程良い目覚め感を伴ったリラクゼーションをアイスは与えてくれるのです。

そこで結びつくのが、まさに「朝アイス」。朝、朦朧としていたり、イライラしていたり、よくありますよね。そんな時にアイスを食べると、良い目覚め感が得られます。かつ、その時に気持ちはくつろいでいます。“目覚め感”&“リラックス感”という、一見相反するような感覚を獲得することができるのです。またα波が出ているから、イライラも抜けているわけで。

では、まとめましょう。今回の実験で、以下の2つの結論が出ました。
「頭が休んでいる状態でアイスをとると、覚醒度が上がり、しかもリラックスさせてくれる」
「頭が積極的に活動している時にアイスをとると、脳の回転を速めてくれる」

驚きの結論でした。ちなみに朝といえばの“コーヒー”で実験したところ、その人に合うブレンドや豆が必要になるので、アイスの方が普遍的に効果を謳えるとのこと。1粒タイプのアイスなら、冷凍庫を開けてヒョイッと口に入れればそれだけで済むし。

「アイスを食べ過ぎると、ご飯食べれなくなるよ!」と叱られた経験が、子供の頃によくありました。それを思い出すと、感慨深いなぁ。朝食べるアイスが推奨される日が来るとは、思いもよらなかったですよ……。
(寺西ジャジューカ)