12日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、ミランはバルセロナに敵地で0−4と敗れ、大会から姿を消した。試合直後、最初にインタビューに応じたキャプテンのMFマッシモ・アンブロジーニは、落胆を隠していない。

「僕らはこの状況に適応できていなかった。言うことはあまりない。最初から相手の攻撃を受けた。やるべきではない試合をしてしまったよ。すぐに失点してしまった。僕らがやるべき試合ではなかった。今後に役立てる試合だ。次の目標は、CLに戻ってくることだよ。今から僕らはリーグ戦だけに集中できる。もう欧州での試合はないんだ」

前半、FWエムバイェ・ニアンはバルセロナGKビクトール・バルデスと1対1になったが、シュートハポストを叩いた。MFマテュー・フラミニは、「すべての責任を彼に負わせることはできない。ポストを叩くのはあり得ることだ。あのチャンスで試合の流れは変わっていたかもしれない。だが、前進する必要がある。それがサッカーだ」と慰めている。また、フラミニはバルセロナに賛辞を送った。

「彼らは素晴らしいチームであることを示した。おそらく、世界最高のチームであることをね。でも、僕らはたくさんミスをしてしまった。僕らのプレーができなかったんだ。前に出ることができず、それが彼らのプレーを有利にした。彼らはとても高い位置からプレスをかけてきたね。速くて美しいサッカーだ。逆に僕らは自分たちのサッカーができず、結局はそれが違いとなったんだ」

「この敗戦で精神的な影響があるか? 少し難しさは残るかもしれないね。こういう敗北はキツいものだ。でも、それは忘れなければいけない。パレルモ戦に集中する必要がある」