20日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節で、チェルシーと対戦するユヴェントス。MFアンドレア・ピルロは『デイリー・メール』で、3年前にチェルシー移籍へ近づいたことを明かした。当時カルロ・アンチェロッティ監督が率いていたチェルシーとは、契約について交渉もしたという。

「僕はアンチェロッティ監督とすごく深いきずなで結ばれていて、よく連絡を取るんだ。彼がパリ・サンジェルマンにいる今もね。それで、チェルシーの人たちと契約について話し始めた。でも、最後にはミランがノーと言ったんだ。それで僕はミランに残った。違う経験ができていただろうし、僕も気に入っていただろうね。30歳だったから。でも、残念ながらそうはならなかった」

では、33歳になった今、またその機会が訪れたらどうだろう?

「誰にも分からないだろう? 何が起きるかは分からない。僕はまだユーヴェと2年の契約がある。もちろん、イングランドのサッカーは大好きだよ。とてもアグレッシブだし、見ていて楽しい。でも、適応は問題にならないだろう。僕はキャリアにおいてあらゆるトップクラスの選手たちとプレーしてきたからね」

また、ピルロはこれまで一緒にプレーしてきた選手の“個人ランキング”で、パオロ・マルディーニを選んでいる。続くのはロベルト・バッジョ、ロナウド、アンドリー・シェフチェンコだ。一方、イングランドの選手で好きなのは、マンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーという。「完成された選手だから」だそうだ。

イングランドのチームについては、アンチェロッティ監督がいなくなった今、マンチェスター・シティを応援しているという。「ロベルト・マンチーニというイタリア人監督がいるから」だそうだ。実際には、チェルシーにもロベルト・ディ・マッテオ監督というイタリア人指揮官がいるが…。