あまり大きな声で言えないMy節約術



なかなか給料も上がらない、先行き不安な時代。お金を上手にやりくりすることは、もはや社会人の必須スキルと言えるでしょう。



そこで今回は、マイナビニュース会員の皆さんの節約術をお伺いしました。なかには、「そこまでする!?」というものも……。





調査期間:2012/3/9〜2012/3/12

アンケート対象:マイナビニュース会員

有効回答数 944件(ウェブログイン式)







■あなたがやっている節約法は?(複数回答可)



第1位:とにかく物を買わない…386票



第2位:懸賞やサンプルなど無料のものを活用…376票



第3位:自炊して食費を削減…375票



第4位:水道光熱費の節約…356票



第5位:リサイクルショップの利用…140票



第6位:遠出を控える…152票



第1位から第4位まで、ほとんど票数に差がない結果に。皆さん、さまざまな面において節約を意識しているのでしょう。



■洋服は中古・バーゲン・着たおしでコストカット



「実は、ほとんどの服が中古」(28歳/女性/東京都)



「セールで、100円や300円の子供服を買って部屋着にしている。やせているので子供サイズでもいけるが、デザインがやっぱり子供……」(36歳/女性/岐阜県)



「なかなか服を捨てずに、家の中で着る。20年着ている服も」(30歳/男性/神奈川県)



単価の高い洋服は、工夫次第で大幅に予算をカットできるところ。リサイクルショップを利用したり、下着などの見えないところを削ったりと、皆さん多くの工夫を重ねているようです。

それにしても最後の方、30歳なのに20年前の服って、そんなことが可能なのでしょうか……?



■女性を悩ませるコスメ代・美容院代



「スキンケア品をどんどん格下げして、みんなが知らないようなメーカーのものを使っている」(29歳/女性/山口県)



「実は1年以上美容室に行かず、自分で切っている」(34歳/女性/千葉県)



「ストッキングが破れたら、破れた方を股部分まで切り、もう一つの片方だけ破れたストッキングと重ねてはいて、1枚のストッキングかのように見せている」(28歳/女性/兵庫県)



女性の身だしなみには、とかくお金がかかるもの。このほか、メイク用品はすべて試供品というツワモノもチラホラ。素肌美をキープすれば、お金をかけなくてもいいはず!?



■食費との戦いはかなりストイック



「夜ごはんを食べない。早く寝れば空腹なんて忘れる!」(25歳/女性/兵庫県)



「実家に帰って米をもらってくる」(24歳/女性/東京都)



「ティーパックは3回使う」(32歳/男性/東京都)



スーパーで特売品を狙ったり、自炊したりはもはや当たり前。皆さん、コツコツと努力を重ねているようです。



「社員食堂の方と仲良しになって、特別盛りにしてもらう」(32歳/男性/兵庫県)というちゃっかりさんも。



「職場が調理施設なので、みつばや万能ねぎの根っこなど捨てる部位をもらってきて、水耕栽培」(26歳/女性/埼玉県)



元手がかからないのが素晴らしい! 節約にも限度がありますから、いっそ育ててしまうというのはいいかもしれません。



■水道・光熱費は、チリも積もれば山となる!?



「風呂のお湯はギリギリ入れる(寝そべって入る)程度しかためない」(30歳/女性/長崎県)



「お皿についたソースなどキレイにしてから、食器を洗っている」(26歳/女性/兵庫県)



「風呂の残り湯でトイレを流す」(29歳/女性/東京都)



「極力電気をつけず、暗闇で着替えるときもある」(29歳/女性/東京都)



「ipod miniを、会社のPCのUSB接続で充電している。見えないようにハンカチをかけ、いつもビクビクしながら……」(26歳/女性/愛知県)



涙ぐましい……。このほか、重ね着をして一度も暖房をつけずに冬を乗り切ったという方も何名かいました。



■そのほか



「ラップやアルミホイルを、洗って何度も使う」(36歳/男性/神奈川県)



「ワンデーのコンタクトレンズを3日つける」(28歳/女性/東京都)



「ほぼすべての電子マネーを使えるようにし、その時々で最適なものを選択」(32歳/男性/東京都)



「ネットアンケートに参加し、地道に小遣い稼ぎ」(25歳/女性/東京都)



「飲み会を削るため、体調が悪いフリをする」(23歳/男性/埼玉県)



「ダイエットと偽って外食を控える」(23歳/女性/広島県)



皆さん、涙ぐましい努力です。でも、コンタクトの方は気をつけてくださいね。



最後に、筆者が感動したこんなコメントをご紹介しましょう。



「我慢を我慢と思わないようにすることが、一番の節約です」(37歳/男性/東京都)



たしかに、我慢を重ねていると嫌になってしまうもの。「足るを知る」ことができるのが最良なのかもしれません。





(島田彩子)