インテルを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、今シーズンの運のなさを嘆いている。『スカイスポーツ』が報じた。
 
 インテルは、13日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのマルセイユ戦を2-1で勝利した。しかし、0-1で敗戦したファーストレグを合わせた結果、アウェーゴールの差で敗退が決まった。

 ラニエリは2戦ともにインテルが優勢であったと主張しつつ、運を味方につけられなかったと感じているようだ。

「マルセイユ戦は今シーズンの我々を象徴した試合だった。我々はマルセイユよりも優れていたし、チャンスも多く作った」

「2試合を戦って、マルセイユは3本しか枠内シュートを打てなかった。しかし、サッカーではゴールを決めたチームが勝つ。だから彼らを褒め称えるべきだ」

「今シーズン我々は運がないね。もっと運があれば我々はもっと上手くやれていただろう。運が我々を避けているようだよ。私はチームにこれ以上求めることはできない」

 しかし、同指揮官はすでに顔を上げている。今後はセリエAで調子を取り戻すことに集中しなければならないと語り、6ポイント離されている4位ナポリとの差を縮めることを訴えた。

「我々は全てをもたらし続ける必要がある。我々がリーグ戦で何ができるか見てみよう」

「我々は不当に非難されている。しかし、それも受け入れなければならないフットボールの美しさと恐ろしさなんだ」