米政府系の自由アジア放送(RFA)が14日に報じたところによると、北朝鮮男性のアルコール摂取率と喫煙率が、アジアの中でも高い水準であることが分かった。複数の韓国メディアが伝えた。

 RFAは、世界保健機構(WHO)が東南アジアの10カ国で実施した調査結果を引用。最近30日間にアルコールを「摂取した」と回答した比率は、北朝鮮が44%で最も高く、ネパール(40%)、ブータン(35%)がこれに続いた。北朝鮮は1日の喫煙率も高く、1位のインドネシア(54%)に次ぐ、2位(53%)だった。

 世界保健機構は調査対象国で毎年35万人がアルコールの過剰摂取で死亡していると指摘した。女性よりも男性の方がアルコール摂取率は高いと伝えた。

 韓国メディアは、「酒におぼれる北朝鮮…男性の飲酒率はアジア1位」「北朝鮮の男、酒・タバコはどれだけ…“アルコール摂取・喫煙率はアジア1・2位”」などの見出しで報じた。(編集担当:新川悠)