左から、ヘレナ・ボナム=カーター、クロエ・モレッツ、エバ・グリーン、デイビッド・コリンズ、ベラ・ヒースコート、ジョニー・デップ、レイ・シャーリー、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジョニー・リー・ミラー、ミシェル・ファイファー。
 ティム・バートン監督とジョニー・デップが8度目のタッグを組む映画『ダーク・シャドウズ(原題)』が2012年5月より日本で公開されることが決定した。カメレオン俳優といわれるジョニーが初のバンパイア役に挑戦する。

 本作は、1960年代にカルト的人気を誇るTVシリーズ「ダーク・シャドウズ」を基にオールスターキャストで映画化したもの。主人公は、1752年にイギリスからアメリカへ移民し、裕福な家庭に育ったプレイボーイ、バーバナス・コリンズ。ある日、魔女によって死よりも恐ろしい運命となるバンパイアにされて、生き埋めにされてしまう。それから、2世紀後の1972年に予期せぬきっかけで自分の墓から開放される。かつて、壮大で華々しかった彼の土地はすっかり朽ち果て、コリンズ家の末裔は、それぞれ暗い秘密をひたすら隠して生きていた。劇的な変化を遂げた世の中と、不可思議な謎を秘めるコリンズ家の末裔との姿を描く。

 主演を務めるジョニー・デップは、同テレビシリーズの熱狂的ファンと公言しており、子供の頃からの夢が主人公のバーバナスを演じることだったという。念願の役を射止め、「僕は、ずっと『ダーク・シャドウズ』に魅了されてきた。家に走って帰って、テレビにかじりついて見ていた。子供の頃からジョナサン・フリットが演じたバンパイア一家の家長であるバーバナスを演じたかったんだ」とコメントしている。

 また、エバ・グリーンやミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーターといった演技派俳優が集結。さらに、『トレインスポッティング』のジョニー・リー・ミラー、『キック・アス』のクロエ・モレッツ、『ヒューゴの不思議な発明』のデイビッド・コリンズらが不思議なコリンズ一家の一員を演じる。そんな彼らコリンズ一家の場面写真も公開された。
 
 監督を務めるティム・バートンは、アカデミー賞受賞者のグレアム・キング、ジョニー・デップらとともに製作も手掛ける。

 場面写真を見てお分かりの通り、バンパイアになりきったジョニデのカメレオンぶりには驚きだ。全米では、2012年5月11日より公開される。

 日本では、2012年5月より全国ロードショー。

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