三浦建太郎直筆！映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』の広報担当キャラクターが登場

　三浦建太郎原作の漫画『ベルセルク』の映画化『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』が2012年1月より全国公開されることが決定した。原作となった漫画は、1989年にヤングアニマル（白泉社）で連載を開始。国内外合わせて、35巻までで累計3000万部を突破するほどの人気漫画だ。

　本作は、富と領土を渇望する国家が過酷な争いを続ける“百年戦争”時代の物語。孤独な備兵だった主人公のガッツは、備兵集団“鷹の団”を率いるグリフィスと出会う。数々の激戦を潜り抜け、固い絆で結ばれていくガッツと鷹の団。夢の実現のためにガッツを団に引き入れるグリフィスだったが、その夢にすがるのをやめたガッツは、対等な友として敢えてグリフィスのもとを離れる。その後、かつての友は最大の敵となり、壮絶な運命を歩むことになる。戦いの果てにあるものは一体何なのか。男たちの渇望の物語が始まる。

　公開に先駆けて、原作者・三浦建太郎直筆デザインによる新キャラクター、“クララ・ド・ポラス”が登場した。ミッドランド王国より主人公ガッツが所属する“鷹の団”の広報官として派遣された女性である。本編の出演こそないが公式twitterを中心に本作の映像プロジェクトの広報任務にあたる。

　また、連載20年以上に及ぶ長大な物語全てを映像化する“ベルセルクサーガプロジェクト”と題して、最も人気が高く、ドラマチックな展開を見せる“黄金時代”が3部作構成となることも決定。来年１月公開の本作を皮切りに、順次公開していく。

　本作は、これまで長大なストーリーと世界観のため、映像化困難とされていた。『鉄コン筋クリート』、『マインド・ゲーム』などで知られるSTUDIO４℃がアニメーションを担当し、窪岡俊之が監督を務めることで映像化を実現させた。徹底した時代考証や美術設定の裏づけ、ド迫力の戦闘描写には手描きとデジタルのハイブリッド映像を融合させた新たな表現を見せてくれる。

　本作の広報任務のために登場したクララ・ド・ポラスがどんな“つぶやき”をするのか楽しみだ。

・『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』-公式サイト
・『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』-公式twitter