フィオレンティーナのシニシャ・ミハイロビッチ監督が、インテルの次期指揮官になることはないようだ。レオナルド監督の後任として、インテルからアプローチされたミハイロビッチ監督だが、この申し出を断っている。

ミハイロビッチ監督がインテルのオファーを断った理由も明らかになった。同監督は、フィオレンティーナとの契約を尊重したいと望んでいる。ヴィオラのプロジェクトを信じているからだ。ミハイロビッチ監督はフィオレンティーナともう1年間の契約を結んでおり、3年目のオプションもついている。

2010-11シーズンは冴えない1年間となったが、ミハイロビッチ監督はフィレンツェでそのリベンジを果たしたいと願っている。フィオレンティーナとともに、ヨーロッパの舞台をすぐに取り戻したいと望んでいるのだ。17日、インテルの次期監督最右翼との見方も浮上したミハイロビッチ監督だが、インテル行きはなくなった。

なお、フィオレンティーナFWアドリアン・ムトゥに関心を寄せるチェゼーナは、同選手の200万ユーロ(約2億3000万円)という年俸がネックになっているものの、交渉を続けている。また、チェゼーナとフィオレンティーナは、DFフェリペに関する交渉も始めるかもしれない。チェゼーナへレンタル移籍中の同選手だが、そのまま残留という可能性があるようだ。