ゼニト・サンクトペテルブルクは10日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦ファーストレグで、トゥエンテに敵地で0−3と大敗を喫した。だが、ゼニトのルチアーノ・スパレッティ監督は試合後、「我々にはまだ可能性がある。3−0で敗れれば難しいことだけどね。だが、私は自信を感じているし、自分のチームに賭けたいと思っているよ」と話している。

イタリアでは、かつてローマを率いたスパレッティ監督が、ユヴェントスの指揮官になるかもしれないと言われている。だが、スパレッティ監督はこれについて、「以前はフィオレンティーナとか、インテルとか言われて、今度はユヴェントスだね。私はゼニトに残る。うまくやっているし、素晴らしいクラブだからだ」と、ユーヴェ行きの噂を否定した。

一方、同日の試合でディナモ・キエフに敵地で0−2と敗れたマンチェスター・シティのロベルト・マンチーニ監督は、「負けてしまったことは残念だ。おそらく、0−1の時点で我々はあまりにプッシュし過ぎてしまったんだろう。だが実際は、もっと慎重にならなければいけなかったんだ。取り返さなければいけないゴール数は、二つより一つの方が良いんだからね」と話している。

また、マンチーニ監督は「(後半序盤に途中交代したFWマリオ・)バロテッリ? 何も気がつかなかった。アレルギーかもしれない。後半に向けてドレッシングルームに戻ってきたとき、顔が腫れてきていたからだ。ただ、何なのかは分からない」とつけ加えている。