登場するやいなや、もの凄い勢いで普及が進んだiPhone。今年6月に3代目となる iPhone4 が発売されましたが、3ヶ月経った今でも品薄の人気ぶりです。

しかし、じゃあ一体何がいいの?というとよくわからず、気にはなるものの手を出せない方もよく見かけます。
そこで、iPhoneは普通の携帯電話と何が違うのかをまとめてみました。

 

さて、この iPhone4 は、あちこちで話題になっている上、CMや家電量販店でも目にする機会は多いのでご存じの方は多いと思いますが、ソフトバンクから発売されている携帯電話です。


まず特徴的なのが、このスタイリッシュな外観。ガラスとメタルの高い精度で加工された本体は、そこらの携帯電話とは一線を画した宝飾品のような高級感があります。

こんなツルツルだと指紋が目立ちそうですが、iPhone4は撥水ならぬ撥油コーティング処理により、指紋がつきにくくなっています。


さらにiPhone4からは「RetinaDisplay」という精細な液晶に変わり、人間の目ではドットが見えないほど精細でキレイになりました。

今回はサンプルでお借りしていますが、デザインに関しては私の持っている前世代のiPhone3GSよりも、遙かに洗練されているようです。

普通の携帯電話と何が違う?

さて、ではよくある普通の携帯電話に比べて、iPhoneは何がいいのでしょうか。


まず大きく違うのが、その操作性。iPhoneの場合CPUや3D処理が非常に高速で、殆ど全てのシーンにおいて動きが滑らか。動作がもたついたり、止まったり待たされたりというストレスも殆どなし。一般的な携帯電話で、ここまでサクサク反応してくれるものは、ちょっと無い…というか、今まで見た事がありません。


個人的に大好きなのが、全体的な操作性。例えば写真を撮るとき、従来の携帯電話だと、 「メニュー」→「カメラ」→「写真」→「カシャッ」→「保存しますか?」→「はい」→「保存中…」→「保存しました」→「OK」 …なんて、 写真1枚撮るのに何回操作させるんだよ!! ってくらい操作が煩わしかったのですが、iPhoneだと 「カメラ」→「カシャッ」 …と、たったこれだけ。極力無駄が省かれていて、使っていて全然ストレスがありません。

インターネットアクセスはパソコンに近く、例えば携帯メールの他に普通のパソコン用メールアドレスが使えたり、しかも複数のメールアドレスを登録しておくことも可能。携帯アドレスの他に、仕事用、家庭用などのいくつものメールアドレスを登録し、同時にアクセスする事ができます。


またブラウザもFlashには対応していないものの、殆どのwebサイトにパソコンと同様にアクセスが可能。操作性は全体的にとても洗練されていて、小さい画面では見づらそうなPC用webサイトも、閲覧がしやすいように工夫されています。これは慣れるとPCより見やすいかも。


文字入力はキーボード入力、テンキー入力の2通り。パソコンに慣れた人、携帯に慣れた人、どちらにも使いやすくできています。また絵文字にもしっかり対応。これ、意外と知られてないんですよね。


また長文を打つなら、Bluetooth対応のキーボードも。これなら仕事のメールの返信もとても楽ですよね。出先のメールなら軽くこなせそうです。


そして地図ではGPS、電子コンパス機能により現在位置を表示したり、住所や施設の検索も。車、電車でのルート案内もできるので、知らない場所への移動も簡単です。何より、この操作性が便利すぎます。


もちろん、iPodと同様に音楽や動画を楽しむ事も。パソコンでiTunesからCDやMP3ファイルを転送したり、iPhoneから直接音楽を試聴、購入する事もできます。また、Youtubeにも標準で対応していて、無線LAN環境ではかなりの高画質で動画を楽しむ事も。

さらにAppストアには便利で楽しいソフトがたくさん

そしてさらにiPhoneの使い勝手を素晴らしくしてくれるのが、Appストアにある、25万本以上のiPhone用アプリケーション。あまりにもバリエーションが多いので、いくつかかいつまんで紹介します。

ゲーム


恐らくiPhoneで最もソフトが充実しているカテゴリがゲームでしょう。3D処理なども軽くこなせるiPhoneには3Dゲームも数多く揃っていて、無料のものから有料でも105円からととてもリーズナブル。

コミュニケーションアプリ


TwitterやSkype、2ちゃんねる、mixiなど、各種コミュニケーションアプリも豊富。どれもタッチスクリーンの操作性を活かした作りで、PCのツールより使いやすいものも。

便利アプリ


普段役立つ便利ツールもいろいろ。レム睡眠を予測して目覚めやすい時間にアラームを鳴らしてくれる「Sleep CycleAlarm」、近所のスーパーのチラシを検索できる「Shufooチラシアプリ」、電車の乗り換え時間を案内してくれる「乗換案内」などは、個人的には定番です。

仕事アプリ


さらにさらに、VNCでパソコンを遠隔操作できる「iTeleport」、DropBoxやevernote、ExcelやWordのドキュメントが編集できるオフィスアプリなどなど、仕事に役立つアプリもたくさん。
しかも、iPhone4はVPN接続にも対応しているため、外出先からオフィスの自分のパソコンを操作したり…ということも。

私の場合は、このアプリが便利すぎてiPhoneがもう手放せなくなってしまいました。

なお、今回紹介したもの意外にも、UStreamやニコニコ生放送がそのまま放送できるアプリ、楽器アプリ、手書きメモ、電子書籍、知育ソフト、フォトレタッチなどなど、途方もない量のアプリがAppStoreで配信されています。

無料のアプリも多いですし、有料アプリも大抵は無料の体験版や機能限定版を配信しているので、自分に一番使いやすいアプリを探して色々試してみるのも、iPhoneの楽しみの一つです。

気になる価格は…

これだけ色々できるiPhoneですから、価格は当然高い…と思いきや、実はそうでもありません。

単純に本体価格で言えば、iPhone4 16GBモデルが 46,080円 、32GBモデルが 57,600円 。一見高いかもしれませんが、一般的な携帯電話の最新モデルだと、高いものだと5?9万円することも珍しくなく、高機能携帯としてはむしろ安い部類と言えます。

また24ヶ月間は月月割という割引が適用され、バリュープログラムで16GBモデルを購入した場合、実質本体価格が無料に。そこで各プラン別に実質本体料金を計算してみました。

割引後の容量・プラン別 本体価格

※標準プライスプランの割引額は、最大の割引額です。全くパケットを使用しなかった月は、その月の月月割額は下がるため、割引額は減少します。
※月月割額は、24ヶ月間適用された場合の金額です。途中で解約・機種変更をした場合は、この額より減少します。

料金プランは完全定額のバリュープログラムと、2段階定額の標準プライスプランがあるのですが、パケットは上限に達しやすいこと、割引率が高い事から、 個人的にはバリュープログラムがおすすめです。

続いて、実際にどのくらいの支払いが発生するのか、一括、分割の場合の、それぞれの初回の支払料金、月額料金を簡単にまとめてみました。

一括、分割の場合のそれぞれの初回・月額料金表

※初回契約時に、別途契約手数料2,835円がかかります。
※ホワイトプラン(i)で契約した場合。他プランやオプションによって、月額は変わります。

一括と分割のどちらであっても、支払総額は変わりません。どちらにするかは、買う時点で手持ちに余裕があれば一括、なければ分割という程度でよさそうです。

一度使うともう普通の携帯には戻れない

何かちょっと調べ物をしたい時、退屈なとき、仕事に…と、一度使うともう普通の携帯電話には戻れなくなるほど、使いやすく、便利なアプリが揃っているiPhone。

私は以前、すぐ飽きるだろうと思い、2台目の携帯としてiPhoneを買ってみたのですが、今ではすっかり虜になってしまい、1台目の携帯電話は全然使わなくなってしまいました。恐らく同じような方はかなり多いのではないでしょうか…。

携帯電話としての機能はもちろん、パソコン並みのブラウジングやメール機能も充実していて、携帯もパソコンも使う方には特にオススメの携帯電話です。

iPhone4の詳細、購入はこちらからどうぞ。

iPhone4 ? ソフトバンク

追記

最近話題の日本通信が提供するiPhone4の価格も併せて比較してみました。

日本通信 talking b-microSIM プラチナサービスの場合の価格

日本通信の場合、本体は自分で個人輸入して入手するものなので、通信会社の割引は一切無く、今のところソフトバンクに比べると本体価格が実質8万円近く高くなってしまうようでした。

らばQ【iPhone4は普通の携帯電話とはここが違う!一度使うと戻れなくなる、知らない人のためのiPhoneまとめ】より