イタリア代表のマルチェッロ・リッピ監督が23日の記者会見で、チャンピオンズリーグを制覇して欧州王者に輝いたインテルに賛辞を送った。同監督は以前、インテルにイタリア人選手が少ないことから、イタリアのチームではないと称している。

「インテルの優勝は素晴らしかったね。私は(ディエゴ・)ミリートが大好きなんだ。彼がバロンドールの最右翼になるべきだよ。今年の彼は素晴らしいことをやってきたし、常に決定的だった」

「彼らは素晴らしいまとまりと、見事なチームスピリットを見せてくれた。2006年のイタリア代表のようだった? そうだね。だが、私が過去に率いたほかのチームも、こういう特徴を持っていたよ」

「まとまり、自信、そして昨日の素晴らしい結果について、インテルに賛辞を送りたい」と話したリッピ監督は、インテルのジョゼ・モウリーニョ監督が退任の意向を表したことについて、次のようにコメントしている。

「私は仮定の話についてコメントするのが好きじゃないんだ。それに、個人的な選択は常に尊重されなければいけないといつも言ってきたはずだよ。誰かが何かしらの選択をしたとき、そこに最も隠されている理由が何なのかなんて、誰にも分からないことなんだ」