バルセロナとのチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグを前に、インテルにとって最悪のニュースが届けられた。クラブが25日、公式サイト上で次のように発表したのである。

「インテルのメディカルスタッフは、アタランタ戦前半終了時にケガを訴えたMFヴェスレイ・スナイデルにいくつかの検査を行いました。その結果、左足太ももの肉離れであることが判明いたしました」

スナイデルは25日、トレーニングを再開したアッピアーノ・ジェンティーレ(インテル練習場)に通常どおりに姿を見せたが、セラピーを受けるだけに終わっている。スナイデルがバルセロナ戦に欠場する恐れがあるのに対し、FWゴラン・パンデフの回復については希望が持てるようだ。

一方、物議を醸しているFWマリオ・バロテッリは、穏やかな一日を過ごしている。バロテッリは9時30分にピネティーナへ到着。選手たちを待っているファンの数は少なかった。ミーノ・ライオラ代理人の車で彼が来たところはほとんど見られておらず、正午前に同代理人の運転手が彼をアッピアーノ・ジェンティーレから再び連れ出したときも、それは同じだった。

バロテッリは24日の試合に出場しなかったチームメートたちと、通常どおりに練習を行った。一方、「バロテッリ出て行け」という落書きは、スポーツセンターの関係者によって消し去られている。