インテルは20日のパレルモ戦で1−1と引き分け、21日の試合の結果しだいで2位ミランに抜かれることとなった。だが、GKジュリオ・セーザルは落ち着くように呼びかけている。最近のネガティブな結果(6試合で1勝)にもかかわらず、同選手は冷静さを失っていないのだ。

「チームメートたちはとてもうまくやった。僕らは試合を通じてすごくボールを持っていたんだ。自分たちの力を示したよ。ただ、勝つことはできなかったけどね。相手がしっかり準備を整えてくることは分かっていた。彼らはうまくやったよね」

ミランに首位の座を明け渡す可能性についても、J・セーザルは恐れを抱いていないと言う。

「リーグ戦については、僕らは心配していないよ。また美しい試合をやったし、(たとえ追い抜かれても)挽回することはできる。また僕らがリーグを制覇すると確信しているんだ」

また、ジョゼ・モウリーニョ監督がかん口令を続けていることを受け、代わりにコメントを残したガブリエーレ・オリアーリ氏も、次のように続けている。

「我々はリーグ優勝を失うことなどまったく考えていない。リーグ戦は長く、我々には前進できるだけのガソリンがあるんだ」

一方、招集外が続いているFWマリオ・バロテッリについて、オリアーリ氏は「次の試合で招集されるかどうかは分からない。我々は3つのコンペティションを戦っており、すべての選手に機会はあるだろう。問題があるとは思わないよ」とコメントしている。