あまりにも順位が悪く、20日のジェノア戦では失点が多すぎる。だったら、“また”変えるしかない。ウディネーゼのポッツォ会長は0−3で敗れたジェノア戦から一晩考えた上に、クラブの公式サイトを通じてジャンニ・デ・ビアージ監督の解任を発表した。彼のポストには、12月22日からベンチを離れていたパスクアーレ・マリーノ監督が復帰することになる。

ウディネーゼはデ・ビアージ監督に対し、「その努力とプロフェッショナルぶり」に感謝しているとしたが、第25節を終えて勝ち点24では不十分なのだ。今季ウディネーゼと対戦した相手はどこも、「このチームは今の順位にふさしくない」と話しているが、それはさして重要なことではない。ウディネーゼの選手たちがほぼ見られなかったジェノア戦の結果を受け、ポッツォ会長は強烈なシグナルを送り、セリエB降格を避けるために何かすることが必要だと考えたのだ。

ジェノア戦の試合後、デ・ビアージ監督は「今はすべてが悪い方へと転がる」と話していたが、同時に「順位? まとまらなければいけない。風向きは変わるはずだからさ」ともつけ加えていた。だがポッツォ会長は、第17節を終え、ウディネーゼが勝ち点18だった際に解任されたマリーノ監督を再び呼び戻すことにしたのである。