ホンジュラス、チリ、スイスと同組に入ったスペイン代表。大波乱がない限りはスペイン代表のグループリーグ突破は濃厚だが、決勝トーナメントでいきなり“死のグループ”との対戦が待っている。スペイン代表が入るグループHのすぐお隣となるグループG、ここにブラジル代表、ポルトガル代表、コートジボワール代表という強敵が揃ってしまった。

 これによりベスト16でいきなり優勝候補のブラジル代表、もしくわC・ロナウド率いるポルトガル代表、アフリカの強豪でドログバを擁するコートジボワール代表とスペイン代表は顔を合わせることとなった。

 ヨーロッパチャンピオンのスペイン代表はW杯に優勝候補として乗り込むが、本当の実力はベスト16で試されることになりそうだ。完成度で言えば、3チームを上回っているとは思うがW杯の舞台、そしてベスト16に進出するチームに楽勝はないだろう。グループリーグでしっかり勝って、勢いを付けてベスト16に入りたいところだろう。いよいよグループ分けも決まった南アフリカW杯。これからは代表入りする可能性がある選手達のリーガでの活躍も楽しみになる。

(スペイン通信)