インタビュー:優木まおみ「ツンデレじゃなく、デレデレです」
 優木まおみ、彼氏の前ではデレデレ!? タレントの優木まおみが、10月5日からauで配信される au LISMOオリジナルドラマ 第7弾「いずみと僕と彼と俺」で、伊藤淳史演じる主人公・コウスケら、4人の男性を翻弄するヒロイン・いずみを演じている。

 色っぽさと賢さを武器にバラエティ、情報番組などさまざまなジャンルで活躍中。今回は、女優として、彼氏以外の男性とも関係を持ってしまう魅惑のヒロイン役に挑戦。役と自分との共通点や、有吉弘行に付けられた「62点」というあだ名についてまで、ざっくばらんに語ってもらった。

――今回のドラマの見どころは?

優木まおみ(以降、優木):いずみちゃんという不思議な女の子に、男性4人が翻弄される話。ドタバタな感じが魅力じゃないですかね。

――演じていて、苦労した点は?

優木:いずみは彼氏がいるのに他の人とも関係をもってしまうので、嫌な奴と思われがちなんですけど、戦略としてそうしているずる賢い女の人なのか、何も考えていないおバカな女の子なのか、ちょうどその間くらいのイメージを監督さんに言われていたので、あまり悪い感じを出さず、ただのバカ女でもないところを調和させるのが、難しかったといえば、難しかったです。でも、どうしようとか考え込んだわけではなく、伊藤さんたちのテンションに合わせたら、そうなった感じです。

――いずみとの共通点を挙げるとしたら?

優木:好きな人の前では、結構デレデレになったりするところが似ていると思います。ツンデレではないです。ただ、デレデレなんです(笑)。仕事のときはデレデレしないので、好きな人の前でだけ、キャラが変わります。

――拝見してみたいですね。

優木:いや、そういう人にだけなので(笑)。

――いずみのように、複数の男性に追いかけられた経験は?

優木:無いですね。気が多くないので、たぶん、自分に気があるだろうと思われない。好きな人にだけ、一直線なんですよ。他にどんな素敵な男性が現れても目に入らないですね。だから、いろんな人をその気にさせちゃうことは無いと思います。

――劇中の4人の男性の中で、タイプは?

優木:普通の人という意味で言うとコウスケ君ですよね。ただ、その場の空気にかまけて友達の女の子に手を出しちゃうようじゃダメですけどね。誘われたとしても、断れないような弱い男の人は嫌です。なので、プライベートでは全員嫌かな(笑)。もっと意志の強い人がいいです。

――パパ役の長州力さんは?

優木:とても良いお父さんでした(笑)。役柄では、コウスケの首を絞めたりしていますが、実際は、ほんとにいいパパで、控え室でしゃべっている時も、「自分には娘が三人いて、まおみちゃんと一緒の歳くらいかと思ったよ」という話から始まって、「最近、娘があんまりしゃべってくれないんだよ」とか、普通のパパです。逆にプロレスをやっているときのイメージが不思議なくらい、ほんとにいい人。温かみのある人でした。

――好きなタイプの芸能人は?

優木:所ジョージさんが昔から大好きで、理想の旦那像ですね。自分の趣味の世界に没頭していて、キラキラ輝いている人がいいです。中身が少年みたいな人を見守るのが好きなんですよ。とはいえ、ただ少年っていうだけじゃなくて、家庭も大事にして、仕事もちゃんとする人。あと、ノリさん(木梨憲武)です。