こちらの写真、中国山東省の蓬莱市の海岸線に現れた蜃気楼に、数万人の観光客たちが興奮している様子です。
いったいどんな蜃気楼が現れたのか、ご覧ください。
ボートの左側に岩山があり、右側は水平線…のはずが。
巨大な壁がそびえ立っているような、ものすごい蜃気楼。
これは2006年の5月に発生したもので、4時間にもわたって続いたそうです。
蓬莱市でたびたび見られるこの蜃気楼は、地球が丸いため水平線や地平線に隠れている部分が、大気の温度によって光の屈折が生じて現れるとのことです。
始皇帝の不老長寿伝説や、仙人のすむ島といわれる蓬莱山の名前にちなんだ都市名ににふさわしい、幻想的な光景ですね。
Mirage (4 pics)より
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