――今回のドラマでは、夫婦が記念日にプレゼントを贈り合いますが、これまで、もらってうれしかったプレゼントは?

さとう:旅行先などで売っている、ちっちゃい雑貨をまとめてもらった時は、うれしかったですね。例えば、お花の付いたボールペンだったり、ちっちゃい置物だったり、アンティークっぽい花瓶だったり。ブランドものとか、豪華なものをドーンともらうよりも、その人のセンスが見えますよね。大したものじゃないんですけど、旅行中ずっと私の事考えててくれたのかなって勝手にこっちが想像して、うれしかったです。

――それはどういうタイミングでもらったんですか? 何かの記念日ですか?

さとう:いや全然。旅行してきたよってお土産でもらいました。

――ちょっと話が変わるんですけど、「素のさとう珠緒さん」ってどんな人ですか?

さとう:よく聞かれるんですけど…。

――プライベートで「プン、プン」とかやるんですか?

さとう:やってるかもしれないですねえ(笑)。割とマイペースですね。あんまり人と自分を比べないタイプなので、自分がこういう人だって言い切れない所があるんですよね。素が分からないのかもしれないです、もはや(笑)。

――世間で思われているさとう珠緒さんと、実際のさとう珠緒さんって違うのでしょうか?

さとう:10年以上仕事をしてきて、バラエティが好きな人はバラエティの私だろうし、2時間ドラマばっかり見てる人は2時間ドラマのイメージ強いだろうし、100人いたら100人の印象があると思うので、特にどう思われてるかは、あんまり気にしないですね。この時はこの時で、楽しくお仕事が精一杯できたら良いなという気持ちでやっていたので。

――芸能界で長く活躍する秘けつは何でしょうか?

さとう:私、別にそんなアレなんで(笑)。SMAPの木村拓哉さんとかだったら言えるのかも知れないですけど、あんまり分かんないです。でも、かなりのマイペースですね。

――いろんなジャンルをやっていらっしゃいますよね。番組の司会やドラマ、バラエティまで。

さとう:いやあ、そんなに仕事を第一線でやってきたわけではないので…。才能ある人って、世の中にたくさんいると思うんですよね。でも、限られた人がお仕事を頑張ってるという事は、何かそういう運の強さなのか、人に伝える役割を持って生まれてきたのかもしれないですよね。

――今後の予定は?

さとう:今、映画の撮影入ってるんですけど、「刺青」っていう谷崎潤一郎さん原作の作品で、社交ダンスを踊ったりとか、結構内容が激しい感じですね。そちらをぜひチェックして欲しいのと、来春には、映画「希望ヶ丘夫婦戦争」が公開予定となっていますので、こちらもぜひお楽しみください。あと、江の島アイランドスパのイメージガールをやらせていただいていて、月1回ぐらい行ってヨガとかやってるんですけど、ぜひご興味のある方は、ご参加くださーい。すごい安い値段でできて、温泉も素晴らしいので。

――ちなみにクリスマスのご予定は?

さとう:いやあ、何も無いですよー。みんなあるんですか?って逆に聞きたいですけどね。なんだろう、この日本。カップルでいないといけないんじゃないかっていう雰囲気がありますよね。

――そうですよね、クリスマスって。

さとう:クリスマスは好きなんですよ。インテリアとか、タータンチェックに、暖炉に、モミの木の飾りつけとか好きなんですけどね。なんかそのカップル的な意識の中では…。別に違う日でも良いんじゃないかと思ったりとか、勝手に思うんですけど(笑)。

――じゃあ、毎年そんなに意識せず?

さとう:私、本気でこの3年ぐらい、なんかそういうデートとかした記憶が無いんですよね。もー、プン、プン!

■関連リンク
ファミリー劇場 - 公式サイト

■関連記事
さとう珠緒、結婚は「いつでもいいんですけど…」(2008年11月10日)