「コレラの時代の愛」半世紀にわたり“待つ”ことで想いを貫いた男

1897年、コロンビアで、郵便局員フロレンティーノは配達先の令嬢フェルミナに一目ぼれをし、その些細な出会いが男性の人生を変え、51年もの間、彼女だけを愛するという人生を送ることになる。

郵便局員で貧乏な家に住むフロレンティーノは、お金持ちの令嬢フェルミナに思いが届くわけもなく、ずっと片思い。両思いで、しかもちょくちょく会えていていての51年間ではなく、フロレンティーノは何年も姿すら見れないフェルミナをただ心の奥底で愛しているだけ。悪く言えば、恋に恋している状態なのです。

ですが、フロレンティーノは決してもてない男性ではなく、長い年月の間、たくさんの女性と出会います。しかし、一時の気の迷いはあっても心の中はフェルミナだけ。

これが本当の純愛ではありませんか？

フロレンティーノを演じるのは、アカデミ−賞(R)助演男優賞受賞（『ノーカントリー』）で今、最も注目のハビエル・バルデム。監督は、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマイク・ニューウェル。

半世紀にわたり「待つ」ことで想いを貫いた男の、愛と人生を描く壮大なる物語を映画館でぜひご覧ください。

ストーリー
愛は、どこまで愛でいられるのか――あなたは“究極”の純愛を目撃する。　

事故で夫を亡くし、傷心で葬儀にのぞむフェルミナ（72歳）のもとに現れた男は、彼女の眼を見て静かに告げた。「この日をずっと待っていた。ずっと、愛していた―。」

1897年、コロンビア・カルタヘナ。郵便局員フロレンティーノ（ハビエル・バルデム）は、配達先の令嬢フェルミナ（ジョヴァンナ・メッツォジョルノ）と恋に落ちるが、身分の違いから離れ離れに引き裂かれてしまう。数年後、医師フベニル（ベンジャミン･ブラット）と結婚したフェルミナに意気消沈するフロレンティーノは、いつか自分に求婚する権利が与えられるその日まで、何年でも彼女を待ち続けると心に誓った。

時は流れて、51年9ヶ月と4日目。彼女を傍らで密かに見守りながら、老い、もはや金も地位も手に入れたフロレンティーノの元に、彼女の夫フベニルの死の知らせが届く･･･。

キャスト：ハビエル・バルデム『ノーカントリー』／ジョヴァンナ・メッツォジョルノ／ベンジャミン・ブラット
スタッフ：マイク・ニューウェル『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』（監督）
配給：ギャガ・コミュニケーションズ
公開表記：8/9（土）より　シャンテ シネ、Bunkamuraル・シネマ他 全国順次ロードショー

宣伝担当から一言
伊達真泉　女性　30代
嫌いな映画のジャンル： ホラー。何日か眠れなくなります。
好きな映画：『sex and the city』
一言：ハビエル・バルデムが70代を演じるために行った特殊メイクにはビックリしますよ。ジョヴァンナ・メッツォジョルノはこれから有名になる女優さんですので、乞うご期待です！

・映画『コレラの時代の愛』公式ホームページ
・『コレラの時代の愛』予告 - FlipClip