バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWルカス・ポドルスキ(23)が、今季限りの退団を示唆した。

 独紙“Bild”のインタビューに応じたポドルスキは「ケルンへ戻りたい。精神的な問題なんだ」と、1995年に10歳で入団し、2006年バイエルン・ミュンヘンへ移籍するまでの11年間を過ごした古巣ケルンFCへの復帰を望んでいることを明かした。

 一方、バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長は「彼の代理人は我々に退団の意思を伝えてきた」と語り、ポドルスキーが既にクラブに退団を申し出たことを認めた。

 また、ブレーメンもポドルルスキ獲得に名乗りを挙げており、ブレーメンのスポーツ・ディレクターを務めるクラウス・アロフスは「ポドルスキに対して我々は、重要なオファーを提示する準備が整っている」と語っており、ポドルスキーの今後の去就が注目される。