ユーロ08スイス・オーストリア共催大会で快進撃を続けるロシア代表のエース、アンドレイ・アルシャービン(27)の移籍先はイタリアではないようだ。

 アルシャービンが在籍するゼニト・サンクトピテルブルグのディック・アドフォカート監督は「アルシャービンと会談し『年齢を重視してほしい』と言われた。彼は退団する時が近付いている。監督の立場からすると、最も優秀な選手の1人を手放したくはないが、現実的に考えなければならない。彼の獲得に多くのクラブが名乗りを挙げているが、本人はイングランドかスペインへの移籍を希望している」と明かした。