18日のユーロ08スイス・オーストリア共催大会グループリーグ最終戦のロシア戦で0−2の敗戦に終わり、グループリーグ敗退が決まったスウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチ(26)が翌19日、現在の心境を明かした。

シーズン後半に負った左膝の負傷を押して大会に臨んだイブラヒモビッチは「ポジティブなのは、子供たちに早く会えることだ。長い間会っていないので、どれほど成長しているか想像もできないよ。今はゆっくりと休養したい。その後怪我の状況を慎重に判断するつもりだ。自分としては、手術は必要ないと感じている。今も膝の状況はかなり良いからね。インテルのサポーターは安心して待っていてほしい」とメッセージを送った。

また、大会を振り返ったイブラヒモビッチは「2得点挙げることができたが、この膝の状態で、ユーロに臨むことは容易ではなかった。スペイン戦(グループリーグ第2戦・1−2の敗戦)の後半ロスタイムでの失点で、我々は自信を失ってしまった。失点を恐れて引きすぎたことが裏目に出たのだろう。また負傷者が続出したことも敗因の1つだ」と冷静に分析した。