フランス2部リーグ(リーグ・ドゥ)第35節の残り1試合が28日に行われ、3位のグルノーブルがアジャクシオと0―0で引き分けた。

 月曜日に行われた試合ながら、46年ぶりのリーグ・アン昇格を祈るグルノーブルの地元ファンが大挙して詰めかけ、席は完売となった。グルノーブルの伊藤翔はこの試合もベンチ入りしなかった。

 グルノーブルは終始押し気味の試合をしながら、得点できず。後半12分にはペナルティーキックを得たが、この試合随所でいいプレーを見せていたエル・ムバルキの蹴ったボールに勢いがなく、相手GKに止められた。

 4位のトロワに4ポイント差をつけるチャンスを逸したのは悔やまれるが、3月15日以来、8戦連続で負け知らずと勢いを保っている。つづく2試合は、この日のアジャクシオ(現在6位)と違って下位との対戦となり、プレッシャーに負けることさえなければ、リーグ・アン昇格の夢が近づく。

 グルノーブルは1週間後の5月5日、アウェーでブーローニュ・シュル・メールとの対戦を控える。